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盛土規制法に伴う沖縄の不動産への影響

(写真と本文は関係ありません)

沖縄のオミクロンは
また増加しそうな雰囲気です。

さて、昨日
不動産の売買に関係する法律案が
閣議決定されました。

その名は【盛土規制法】です。

昨年、熱海で発生した盛土による土砂災害をきっかけに
これまであった「宅地造成等規制法」の内容を改正し
【盛土規制法】と名称を変更するものです。

これにより
これまで自治体ごとにバラバラであった基準や対応を
全国一律で規制・監督出来るようにし、かつ
これまで比較的軽微な罰則であったものを
より重い責任にするものです。

しいては
全国に存在する同様なリスクを回避し
住民の財産・生命を守るものです。

リゾート開発の進む沖縄でも
工事に伴う切り土や盛土、
また建設残土の放置プレイが
現状やりたい放題です。

県のお偉いさんたちも
海の埋立にはセンシティブですが
緑の山々の切り土・盛土に対しては
かなり寛容です。(苦笑)

また、不動産業者も
お金儲け目当てに
沖縄の豊かな森林を伐採しての太陽光発電の設置に
大きく加担して来ました。(苦笑)

沖縄にも地盤の弱い地域は
たくさんありますので
無秩序な盛土は大きな災害につながりません。

これらが【盛土規制法】により
安全に施工・開発されるようになることが期待されます。

しかし、その反面、新しい法律ができ、
規制と罰則が厳しくなると言うことは
その手続きや対策・対応が必要なぶんコストが上がり、
それが工事費や事業費に価格転嫁されることになります。

結果として、盛土に関わる土地の価格や
建物などの不動産の価格が高くなる可能性があります。

また、盛土に関わらない使いやすい土地も
その価値があらためて評価され
そのぶんの土地の価格が上がるかも知れません。

この点だけでみると
沖縄の不動産バブルは
まだまだ続きそうな気配です。

【盛土規制法】案についての国交相のサイト
⇒ https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi06_hh_000077.html