反撃の大義名分をつくるために
気球が撃ち落とされることを最初から想定済だったとしたら
彼は相当な策士ですね・・・頭脳戦
さて
福井県の池田町という町で
毎月の広報誌に掲載された
「移住者向けの7か条」というメッセージが
炎上していますね。
沖縄にも毎年多くの移住者が来ていますし
不動産業者はそれらの方々と
入口の部分で接しますので
興味を持って内容を確認しました。
この広報誌は
ネットでも閲覧できますので
実際に拝見しました。
広報いけだ2023年1月号 → https://www.town.ikeda.fukui.jp/gyousei/gyousei/1941/p002473_d/fil/kouhou1.pdf
結論から言うと、内容そのものは、
ネットで炎上するほどのものでは無いと
感じました。
広報誌という町の公の冊子に掲載したこと自体も
批判の対象となっていますが
人口2,300人程度の小さな町ですでの
別の紙面を発行するのも予算的に厳しいものが
あるかも知れませんね。
また、一部の報道では
これから池田町への移住を考えている人へのメッセージ
であるかのような表現になっていますが
この「7か条」は現在池田町に住んでいる
移住者向けのものです。
今回の7か条には、
・相互扶助
・地域行事の参加
・地元ならではの習慣
・都会風を吹かすな
・品定めされること、お節介な干渉もあること
・自然の脅威と相互援助
等が掲げてありますが、
これらは池田町に限らず、沖縄を含め
他の地域でも「ごもっとも」な内容です。
また、
地元の方々のホンネを知ることが出来る
貴重な情報でもあります。
前述のように
沖縄にも毎年多くの移住者が来ますが
地元の方々は、やはり品定めしているものです。(笑)
その中で、都会風を吹かしている人は
やはり地元の人たちには鼻につくものです。(苦笑)
また、過去からの経験上、
沖縄に移住して来た人たちは、
一定の割合で県外に帰って行くものです。水が合わない、ムシが嫌い等・・・
個人だけで無く、企業についても
鳴り物入りで沖縄に参入して来て
散々市場を荒らし、稼ぎまくったあげく
儲けが減少してくるとトットと
沖縄から撤退するようなケースも
これまでたくさん経験しています。
中には、
高額な商品やサービスを購入したのに
撤退とともに、以降は
県内ではメンテナンスが出来ないなど
損害を被っているケースも多々有ります。
そのたびに、地元の人たちは
「またか」とウンザリしています。
沖縄では県外の人を
【ナイチャー】と言いますが
元々ナイチャーは差別的な意味合いもあります。
それが分かっている地元の人は
本人たちの前ではナイチャーとは言わず
少し敬った言い方で【やまとぅ(大和人)】と使い分けていますが
本人が居ない場では、やはり「ナイチャー」と呼びます。(笑)
南国リゾート沖縄は
「気候も人もおだやか」で
観光客や移住者に対しても
優しい面は確かにあります。
しかしながら
人にはそれぞれ感情があり
いつも穏やかとは限りません。
また、歴史的にも
ナイチャーには
たくさんウンザリさせられて来ました。
ですので
沖縄の地元の方々も
池田町の7か条と同じ心理は
根底にはあるものです。
それらを予め理解しておくことは
スムースな沖縄移住には
重要なポイントです。
男女の関係もそうですが
相手の心理も理解した上で
リスペクトの気持ちを持ってお付き合いできれば
良い関係も続くものです。たぶん