最近は台風と線状降水帯が
セットものになっていますね。
さて、先日、
有名芸能事務所の性加害問題の記者会見で
新社長となったタレントさんが就任早々
「年内で表舞台から引退します」と
宣言されました。
現在も第一線で活躍されており
芸能事務所でも兄キ分的な存在の彼の発言は
今回の事件の事の重大さへの認識と、
ケジメを付けるための期限を明確にすることを
意識してことかと思います。
そうでなければ
就任してわずか4ヶ月間での退任では
そのうちに実際に実働できる期間のことを考えると
あまりにも短期間であるようにも感じます。
いずれにせよ
マスコミや我々一般人向けでは無く
被害にあわれた方々のことを一番に考えた
対応となることを期待します。
不動産業界でも
この「表舞台から引退します」という
表現が使われることがあります。
他のビジネスと同様に
事業継承という意味合いが多く
現在の代表者が退き
次の世代の新たな人材が社長となる会社も
多いものです。
しかし、
「表舞台から引退する」としながらも
会長として席を残し、
社長をサポートするとともに
引き続き人脈を活用したり
経営に影響力を持ち続けるのは
ご多分に漏れません。(笑)
また、不動産業界において
自分は表舞台から身をひきます
ということは
あの人もアッチの世界に入るんだ
という宣言にもなります。
アッチの世界というのは
反社という意味ではありません。(笑)
しかしながら
人によっては
オレはもう真っ当な仕事はしないよ
という宣言でもあります。(笑)
「真っ当ではない仕事」とは
何でもアリということです。
また
仕事上でトラブルになってもオレは降りないよ
という宣言でもあります(苦笑)
簡単に言うと
「オレは面倒臭い人になる」ということです。(苦笑)
本人はご満悦かも知れませんが
宣言される側も困ります。。
そもそも
「表舞台から身をひく」ということは
周りとの人間関係も整理し
第三者との接触も減らすと言うことです。
不動産屋に限らず
第三者との接触が減ると言うことは
煩わしさは減るかもしれませんが
バランス感覚は鈍るものです。
沖縄の不動産業界でも、
第一線からの引退宣言をされる先輩方が
いらっしゃいますが、その全てが
諸手を挙げて門出をお祝いできるような
おめでたいお話では無いものです。(笑)