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団体信用保険と自宅を担保

団体信用保険と自宅を担保

おはようございます。

ここのところ
沖縄でもコロナの新規感染者が
連続して確認されています。

さて、
居住用の不動産を購入する際に
団体信用生命保険(通称:団信)に加入するのが
一般的です。

団信とは、
ローンの返済中に万が一のことがあった場合に
保険金によって住宅ローンの残債が弁済されるという
魔法のような保険です。

以前は、加入者が死亡した場合にしか
使用できませんでしたが
現在はガン・心筋梗塞・脳卒中の三大疾病にかかり
働けなくなり収入が無くなった場合にも
ローンを弁済をしてくれる三大疾病の特約付に
加入する人も増えています。

これらの制度のおかげで
私たちは安心して住宅を購入することが出来ます。

しかし、世の中には
色々な事情があり
この団信の効果を有効に使えない人もいます。

例えば
自宅を担保に入れる人です。

以前、あるお客様が
自分の務める会社の役員に就任されることになりました。

それだけ聞くと
とてもお目出たいことです。

しかしながら、
その会社では、役員に就任すると
会社が金融機関から受けている融資の担保として
自宅を差し出すという規定があったそうです。

会社からすると
役員の自宅を担保に
金融機関から繰り返し融資が受けられるという
メリットがあります。

しかし、本人にとっては
せっかく団信のおかげで
本人が亡くなった場合には
ローンの返済から解放され
残されたご家族のタメにもなると思っていたのに
会社の融資の担保とされてしまっては、
万が一、会社に何かがあったときは
その前に自宅を差し押さえられてしまう場合もあります。

これらのケース以外でも
やむを得ない事情で
自宅を担保に入れざるを得ない人も
世の中には少なくありません。

しかしながら、世の中には、
自宅を取り上げることを目的に
あえて返済の厳しい融資をする輩もいます。

そのような罠に引っ掛からないよう
どうぞ十分にお気をつけ下さい。