おはようございます。
県外の7月中の梅雨明けは
微妙になってきましたね。
さて、
「不動産業界の常識は世の中の非常識」
と言われるように、不動産業界では
多少のことは問題になりません。。
例えば、公正取引委員会では
セット販売を禁止していますが
不動産業界では、姿形を変え
セット販売が横行しています。
セット販売とは
「ある商品を販売する際に、他の商品も同時に購入させる取引の強制であり
不当に行なわれる場合は、不公正な取引方法(抱き合わせ販売)」として
禁止されているものです。
不動産業界におけるセット販売の代表格が
【建築条件付の土地】です。
建築条件付の土地とは、
土地を購入する際には
上に建てる家の建築工事を
その会社で行なうことを条件に販売する土地のことです。
簡単に言うと
土地と建築工事がセット販売になっているもので
売主は、ほとんどが住宅の建築・販売会社です。
しかし、それだと露骨なセット販売ですので
先程の「不当に行なわれる場合は」に着目し、
「土地の契約と建物の契約とに時間差を設け、
土地を契約した後、一定期間内(3ヶ月後程度)に建築工事の契約が
締結できない場合は、契約は白紙に戻す」という
一見、消費者寄りに見える抜け道を作ったものです。
しかしながら、如何に抜け道を作ろうが
「ひとまず土地だけを購入しておきたい」と考えている人は
この土地を購入することが出来ないという
やっぱりセット販売なのです。。
この【建築条件付の土地】ですが
「自分たちで建築会社を選べない」とか
「土地だけの購入は出来ない」という使い勝手の悪さから、
以前は、一般の土地と比較して価格(坪単価)が安い
というメリットもありました。。
しかしながら、最近は
住宅の建築・販売会社もさらに悪どくなり賢くなり
建築条件付の土地の方が
一般の土地と比較して
価格の高い物件も増えてきています。
住宅の建築・販売会社の立場からすると
土地の販売代金でひと儲けした上に
住宅の建築代金で更にひと儲けしようとするものです。。
結果的に、
建築条件付の土地は
購入する側からすると
割高なお買い物になる場合もあり
「取引の相手方に対して不当に不利益を与える」
ことにもなります。
ちなみにインドネシアでは
美人の花嫁さんと土地をセット販売している業者があるそうで
既に申込みが殺到しているそうです。。
ただし、最終的には
花嫁さん側に選ぶ権利があるそうです。
インドネシアの土地に
ご興味のある方はご参考まで・・・花嫁さんは26才シングルマザー♥
↓ Newsweek日本版の記事
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-94038_1.php