おはようございます。
気温も下がり県外ではクリスマスムードも高まっていますが
暖かい南国リゾート沖縄は気分を盛り上げるのに苦労を要します。
さて、
不動産業に限らず
金銭の授受があると
金銭を受領した方が領収書を発行するのは
経理処理の基本です。
しかし、世の中には
領収書を発行しない金銭の授受が
いくつかあります。
その代表的なものは
政治家のお金の授受です。(笑)
私たちの身近なところでも
香典や祝儀などは、金銭を渡した相手側に
領収書を発行してもらうことはありません。
しかしながら、会社としては「金銭を渡した」という
経理上の処理をしなければなりませんので
香典の場合は葬儀の会葬御礼の手紙や
ご祝儀の場合はお祝いの内容が記載されたエビデンスを付けて
経理の処理を行ないます。
県外の人にとっては珍しいのですが
沖縄では新聞の一面を利用して
訃報情報が毎日掲載されます。
そして沖縄では、その訃報の情報をもとに
香典代を支払ったことにして
個人の懐を肥やしている人がいる
という都市伝説があります。(笑)
香典代としての単なる計上だけでは
ウソがバレるので
わざわざ葬儀場に出向き
会葬御礼の手紙をもらい
それと一緒に経理の処理をするという
手の込んだことをしている人もいらっしゃるようです。(苦笑)
不動産でも、相手方の都合で、
領収書が発行できない取引があります。
例えば
ハンコ代です。
不動産の取引に付随して
権利関係者同士で覚書等に
署名・捺印を行なうことがタマにありますが
その際に、ハンコ代として
金銭を要求されることがあります。
そして、
それらに小慣れた人になると
とクギを刺されることがあります。
本人からすると
「確定申告をしない収入にしたい」と考えてのことと思いますが
ハンコ代を支払う側は出金伝票に相手の氏名等を記載しますので
何かあったときには直ぐにバレるものです。(笑)
それ以外にも
不動産の取引に介在したがるブローカーさんたちも
人によっては
と言ってくる人もいらっしゃいます。
せっかく不動産の取引に介在するのであれば
堂々とこなせば良いのに、
税金対策とは言え、自分の仕事を
表に出せないような存在として処理しているのは
残念な話です。
そう考えると
政治家もブローカーさんも同じレベルの人たち
と言うことです。(笑)