おはようございます。
いよいよ今シーズン一番の大寒波の到来です。
体温の低下により免疫力が低下しないよう
どうぞ温かくしてお過ごし下さい。
さて、そんな大寒波が来る中でも
極端に気温が低下することもない沖縄は
一年を通して暖かく
過ごしやすい場所と言われています。
夏も最高気温が35℃を超えることは
マズありませんし
春先の花粉症もありません。
しかしながら
では沖縄のどこに住んでも
またどんな家に住んでも
常に快適であるかというと
そうではないものです。
沖縄に限らず
家というものはやはり住んでみないと
分からない部分が必ずあるものです。
また、これは住居に限らず
店舗や事務所などあらゆる不動産についても
言えることです。
その要因は
①不動産が所在する環境
②不動産の構造
の大きく二つに分けられます。
例えば、
①の「不動産が所在する環境」については
日当たりや風当たりや臭気・騒音の有無等があります。
日当たりについては
沖縄の場合はサンセットが見える西向きの
不動産が人気ですが
沖縄の夏場の西日はかなり強いため
採光部の方角によっては家の中まで日差しが入り込み
室内にいても日焼けすることもあります。(笑)
また、家の中の気温も高くなり
夜まで気温が下がらないところもあります。
風当たりについては
高台の眺めの良い場所がやはり人気ですが
そういう場所は、台風の際にモロに暴風雨を受けることもあり
台風の進路・風向きによっては、
命の危険を感じる思いをするほどの恐怖体験をすることもあります。
臭気については
例えば、沖縄の人気の食材の豚や牛などの
家畜を飼育している地域の周辺では
風向きによっては、山の反対側でも
臭いを感じることもあります。
騒音については
沖縄と言えば、やはり米軍基地関連であり
基地の周辺では会話も途絶えるほどの騒音となりますし、
基地から離れた地域であっても
航空機や戦闘機の空路によっては
大きな騒音になることころもあります。
その他にも
周りを海という水分で囲まれた沖縄は
湿度が高くなりやすい環境であり
場所によっては、霧に覆われてしまうところもあり
一年じゅう湿気対策が付きまといます。
一方、②の「不動産の構造」については
建物で言うと、大きくコンクリート造と木造に分かれますが
同じコンクリート造の建物でも、気密・断熱の構造によっては
室内の温度・湿度が大きく変わります。
それが「快適性」という感覚的なもので済めば良いのですが
先程の「湿度」にも関連しますが、湿気がカビの温床となると
健康被害にまで発展してしまいます。
このように、外から見ると
イイことずくめの南国リゾート沖縄でも
実際に不動産を所有し、住んだり利用すると
それまで分からなかったことが分かるものです。
そして、それが分かるのが
一年というシーズンを通して
ようやく分かって来るものです。
結婚と一緒で
不動産も少なくとも一年間は一緒に過ごしてみると
さらに良い面や ダメな面 ウィークポイントが見えてくるものです。(笑)