高温多湿のこの時期の沖縄は
少し動くと汗だくになります。
さて、
不動産屋は色々な 悪知恵 テクニックを使って
お客さんを誘導するのがお得意です。(笑)
街中の電柱や道路標識に
物件の情報を貼り付ける
いわゆる「電ビラ」は
違法広告物として条例違反ですが
いっこうに無くなりません。
「早い者勝ち!」「今がチャンス!」「眺望抜群!」などの
消費者をアオるような表現の広告を使用するのも規約違反なのですが、
やったモン勝ちなのが不動産業界の王道です。(苦笑)
また、違反ではありませんが
【コッソリ物件】というような
消費者の興味をソソる表現も大好物です。(笑)
この【コッソリ物件】とは、本来
売主さんが「周りに販売を知られたくない」等の事情があるため
公告掲載を行なわず口コミのみで買手を募集したり
物件の場所を特定出来ない形で募集するものです。
しかし、
悪知恵の働く不動産業者によっては
売主さん側には【コッソリ物件】にする事情は何もないのに
その物件を同業者に紹介せず
仲介手数料を独り占めにする目的のために
【コッソリ物件】と称して営業しているところもあります。(苦笑)
ちなみに、この【コッソリ物件】は
不動産業者の専売特許ではありません。
一般の人でも
分譲マンション等で
管理組合の許可を得ずに
勝手にリフォームしたりするのも
ある意味【コッソリ物件】です。(笑)
分譲マンションにおいて
キッチン・洗面台・浴室・トイレなどの
水回りを新品に交換したり、間取りを変更する際は、
自分のお部屋の中であっても
管理組合の許可が必要なのですが
と必要な手続きをせずに勝手にリフォームしてしまう人も
タマにいらっしゃいます。
中には、室内だけでなく
マンション全体の共用部分であるベランダに
洗濯物を干したり、居室空間を増やすために
囲いを付けたテラスを増築するケースもあります。
分譲マンションは
それぞれのお部屋が独立していますので
居住者が勝手にリフォームしてもバレにくいものです。
しかしながら
居住者がお部屋を売却することになった際に
勝手にリフォームしたことが判明するものです。
ちなみに、勝手にリフォームした場合
違法建築となることが多く
買手側のローンも通らなくなります。
また、売却をしなくても
マンションで実施する消防点検の際に、
増築した部分に消防の感知器が設置されていないなどの指摘を受け
勝手にリフォームしたことがバレるものです。
これらがバレた後は、浮気がバレた時と同様に
当然、お仕置きが待っているものです。(笑)
不動産屋の【コッソリ物件】は
秘匿性や希少性をイメージさせることで
消費者にお買い得感を持たせようとする戦法ですが
素人の方が【コッソリ】をマネをすると、
得てして上手くイカないものです。