色々な意味で歴史に名前の残る東京オリンピックが
いよいよ開幕ですね。
さて、
そんなオリンピック開幕を控え
沖縄には今年はじめて台風が接近します。
今回の台風は、
それほど驚異なものでは無いようですが
念のため気を付けましょう。
沖縄は昔から「台風銀座」と言われていますが
台風は何度接近しても慣れることはありません。
自然災害に「慣れ」はかえって禁物です。
県外や海外の方が
沖縄に不動産を購入する際、
出来るだけ標高の高い場所か
マンションの場合は出来るだけ高層階を選ぶ人が多いものです。
標高が高い場所や高層階は
視界を遮るものが無く
陽当りや風通しが良く
また、沖縄の青い海がよりよく見えるからです。
そういう理由もあり
沖縄では標高の高い物件や
高層階の物件は
より高い価格で取引きされています。
しかしながら
そんな標高の高い物件や高層階の物件も
台風が来るとデメリットが露出することになります。
たとえば
どちらも遮るものがないため
台風による暴風雨をモロに受けることになります。
最近の沖縄の住宅やマンションの窓ガラスには
風速80メートルでも耐えることの出来る高層ビル仕様の
窓ガラスを使用しているところもありますが
近年、瞬間最大風速80メートル級のメガトン台風も
珍しくはありません。
いったん窓ガラスが割れると
室内は台風の雨水で水浸しになってしまいますが
台風が通過するまでは、なす術がありません。
台風が接近するたびに
そんな心配・恐怖と戦い続けなければならないのです。
また、
標高の高い物件や高層階の物件は
台風が接近すると風圧で
玄関扉が開かなくなり
外に出ることは出来なくなります。
まぁ、台風の真っ只中
外に出ようとする人もいないとは思いますが・・・
ボクのところはタワーマンションなので
台風の時でも玄関から外に出ることができますよ。あはっ
確かにそうですね。
しかし、沖縄の台風は
もれなく停電になることも多く
停電になるとエレベータが使用出来なくなるため
下階には階段を使用しなければならないものです。
タワーマンションには
停電時にもエレベーターが運転できるよう
非常用発電機を設置してあるところも多いのですが
沖縄の場合、発電機が設置してタワーマンションは
数少ないです。
ちなみに、
沖縄のタワーマンションは
台風時には建物が揺れることもあるようです。
これらは
沖縄での台風のほんの一面です。
しかし
沖縄の台風は平地であっても
身の危険を感じることもあるくらいですので
標高の高いところや高層階では
「いわんやをや」です。
近年、沖縄への台風の接近は年に数回程度で
そのうち、メガトン級の台風は
数年に一度あるか無いかですが
これから先どうなかは分かりません。
その数回の可能性の出来事を
予めの想定とするか
それとも、そもそも回避するのかは
人それぞれの許容・忍耐レベルによります。