2024年11月24日
沖縄も、日が沈むのが早くなり
そのぶん夜の世界が長くなりつつあります。南国の夜
さて
不動産業界では
「不動産のプロ」という表現を
耳にする機会がよくあります。
その使い方には大きく二通りあり
一つは、不動産業者自らが
自分のことを「プロ」という場合と
もう一つはお客さんなどの第三者が
不動産業者に対し「プロ」と言う場合です。
前者の
不動産業者が自分のことを
私は不動産のプロですから
と言うときは、本人は
「私はプロの自覚を持って仕事をしています」
と言うことをアピールしているつもりです。
しかしながら
第三者からすると
それは単なる自慢に聞こえているものです。(笑)
一方、後者の
お客さんなどの第三者が
不動産業者に対し
オタクは不動産のプロだから
と言うとき、多くの場合は
イヤミの意味が混じっているものです。(笑)
例えば
「オタクは不動産のプロなんだから、シッカリやりなさいよ!」
というような意味合いです。
また、お客様によっては
不動産のプロとしてのアドバイスをお願いします
というように
少しあがめたような言い方をする場合もありますが
お客様が心の底からそう思っていると
勘違いしてはイケません。(笑)
【せんみつ】という言葉があるように、
「不動産屋は千のうち三つしか本当のことを言わない」
と言われて来ました。
また、これまで
不動産業の諸先輩方が行なって来た数々の悪事など
そこには歴史的に根強い背景があります。
自分で使うにしても
他人から言われるにしても
「不動産のプロ」という表現は
あまり良い意味で使われるものではございません。