沖縄もまだまだ捨てたもんじゃありませんでしたね。
さて、
不動産の売買は高額な取引ですので
売却・購入にあたっては
それなりの決心が必要になるものです。
その決心をするのに
すぐに決断できる人もあれば
じっくり考える時間が必要な人もいらっしゃいます。
例えば、
金銭的に余裕のある人や業者さんが
収益目的で不動産を売買する際は
得てして判断が早いものです。
たとえその判断によって儲けに多少が出たり、
あるいは損が出たとしても
「次の物件で取り戻せば良い」くらいのことかも知れません。(笑)
しかし、
経済的に困窮されているかたで、客観的に見ても
「少しでも早く困難から解放された方が良い」
と思われるようなケースの場合は
いざとなると、なかなか判断が出来なくなるものです。
「まだ何とかなるのではないか」
「もしかしたらV字回復するのではないか」
「売却した後はどうしようか」・・・
これらは、いま考えても
明確な「解」があるものではありませんので
何度も同じことを考えては心配、
その繰り返しになります。
そして、得てして
ますますマイナス思考になってしまうものです。
不動産の売買は大きな決断ですので
判断に時間が掛っても
直ぐに判断が出来るても
どちらが正しいとか間違えとかではありません。
ですが、不動産は
売却するにしても購入するにしても
相手があることですので、
「申込み」などの具体的な商談の段階に入ってから迷い出すと、
今後は相手が不安になったり不信感を持つようになるものです。
そうして
せっかくのチャンスのタイミングを
自ら逃してしまうことになるものです。
不動産の売買で大切なのは
自分がちゃんと納得してから行動することです。
家庭によっては
「奥様が最終決定権を持ている」というところも少なくはありませんが
その場合は、奥様の意向も確認しつつ商談に臨みましょう。
そのことが、
自分自身を後押ししてくれるものです。