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沖縄の不動産でナンバーワンになるには

あらためて、沖縄の選挙戦は
マスコミも絡んで何でもアリですね。(苦笑)

さて、
年度末の近づくこの時期になると
忙しくなる不動産業者が増えます。

年度末の新入学や異動に伴う引越しのお客さんが
一気に押し寄せて来る時期で
業界では「繁忙期」と言います。

賃貸をメインにしている不動産屋によっては
年間の売上の半分くらいを
この数ヶ月の間に確保するところもあります。

コロナが広がりはじめた2年前のこの時期は
異動を見合わせる企業も多く
「繁忙期が無かった」という不動産屋は
苦しい時期でもありました。

しかし、昨年からは徐々に需要も戻り
今年は以前のような繁忙期が戻って来ています。

ここ沖縄でも
物件が不足しているところも出てきており、
人気のエリアでは「キャンセル待ち○組と」いうような
物件も少なくなりません。

そんな品薄な状況のエリアがあっても
テレビ等では、お客さんを募集する賃貸系のCMが
相変わらずジャンジャン放送されています。

そのCMの中には
「当社は○○でナンバーワン」をセールストークにしているものが
いくつかあり


どうしてナンバーワンがいっぱいあるの?

 

と思う人もいらっしゃいます。

例えば
「物件数ナンバーワン」をうたい文句にしているあのCMも
全国では1番かも知れませんが、
沖縄の物件数では1番ではございません。(笑)1番は別の会社

それをあたかも
「当社はアナタの地域で物件数が1番です」っぽく
宣伝しているのです。(苦笑)

他にも
「賃貸物件の数でナンバーワン」とか
「フランチャイズの店舗数でナンバーワン」とか
条件付のナンバーワンがたくさんいらっしゃいます。(笑)

不動産業では、物件のPRにあたり
「最高、稀少、絶対、早い者勝ち」など
誤解を与えたり、お客さんをアオるような広告は
禁止されていますが、
ナンバーワンを競う宣伝合戦への規制はありません。(笑)

まぁ、
ナンバーワンを競うことが
お客さんに不利益になることはありませんので
そんなに目クジラ立てるほどのことではないかも知れません。

業界にとっては
コロナで繁忙期がなかったときのことを考えれば
宣伝の問題なんて「屁のカッパ」です。(笑)