昼間の紫外線対策が
気になる季節の沖縄です。
さて、新型コロナの影響で、
国内外への旅行の需要が
すっかり冷え込んでしまいました。
国も旅行業者に忖度して
「GO TO トラベル」にて需要の喚起を促しましたが
かたや医療従事者の苦戦が連日報道されている中での
人の移動の後押しでしたので
かえって悪いイメージを与えることにもなりました。
しかしながら、日本は
豊かな自然と四季の情緒を兼ね備える美しい国ですので、
間もなく訪れるであろうコロナ禍の終焉に伴い、
必ずや旅行の需要はまた高まっていくことと思います。
そんな旅行好きの日本人の日常に
旅心をもてるライフスタイルを提案するメディアさん(TABIZINE)から
2019年度の国税庁の統計情報をもとに
様々なランキングが発表されています。
その中で
不動産からの賃料収入を主な収入源としている人の比率を
ランキングした「都道府県別 不動産収入生活者数」で
沖縄が1位となっています。
ちなみに、2位は僅差で東京、3位神奈川、4位愛知と
大都市圏となっています。
「TABIZINE」の都道府県別不動産収入生活者数のページ
⇒ https://todo-ran.com/t/kiji/24600
沖縄がこれらの大都市圏を抑えて1位になっている理由は
【軍用地】があるためという分析です。
自分たちの土地を摂取され
泣く泣く軍用地とされた歴史もありますが
その反面では、沖縄ではその軍用地からの借地料が
主な収入源となっている人が多いという背景があります。
また、沖縄は持ち家の比率が全国で最も低く、
その反面、賃貸の比率が高いことから
アパート等の賃貸住宅を所有する不動産オーナーが多い
という背景もあります。
コロナ禍の影響で、
軍用地を売却する人も増えたため
軍用地の県外所有者も増えてはいますが
それでも軍用地は沖縄の生活を支える
スーパープレミアム不動産でもあります。
また、
沖縄にはアパート等への賃貸需要が多いことや
不動産バブルが到来していることもあり
沖縄には不動産業者がゴマンと存在し
それらは年々増加しています。
沖縄に不動産オーナーと不動産業者が多い理由は
これらの背景があります。