昨晩の地震で被害にあわれた方々に
お見舞い申し上げます。
北海道や関西まで揺れが感じられた
広範囲の地震だったようですね。
沖縄では
揺れることはありませんでしたが
春休み等を利用して
県外から沖縄に来られている観光客も増えていますので
不在にして出掛けた家のことが心配な人も
いらっしゃることと思います。
地震は私たちの生活と同様に
不動産に与える影響も大きいです。
一般的に、木造と比較して
鉄筋コンクリート造(RC造)の建物の方が
地震にも強いイメージがありますが
その考え方は以下の通りです。
まず、
重たい瓦を載せていない今どきの木造は
建物自体の重量が軽いため
同じ大きさの建物で比較すると
揺れは小さくなります。
それに対し、RC造は
建物の重量が重いため
重量に比例して揺れが大きくなります。
しかし、RC造は
構造自体がシッカリしているため
揺れが大きくても倒壊しにくいというものです。
大きな地震が発生したあと
私たちの生活にすぐに影響が出るのは
停電と断水です。
私たちの日常生活は
電気を使用するものばかりになっており
いったん停電すると、何も出来ない状況に
陥ることになります。
最近は自家発の付いたマンションもあるじゃないですか、あはっ
近年爆増している
タワマンや高層マンションでは
自家発電設備を備えているところもありますが
発電された電気はエレベータや
非常用照明等のみに使用されるため
家庭内には共有されません。
停電により給水ポンプが停止すると
断水が発生しますが、その中でも
やはりトイレが使用出来なくなるのが困ります。
屋上に貯水タンクが設置されている建物によっては
水の重力を利用して、水を使い続けることが出来るところもありますが
皆がいっせいに使い始めると
タンクが空になるまでの刹那です。
ちなみに、
今どきの若い人たちは、
スマホさえがあれば、ひとまず
数日は生きながらえることが出来るそうです(笑)
近年は
デザイン性・実用性・効率性・価格面重視等の傾向から
ソフト的な面で地震の影響に弱い不動産も
増えつつあります。