沖縄の梅雨は不動産オーナーの天敵？

ゴールデンウィーク中に
とっとと梅雨入りした沖縄です。

さて、そんな梅雨は
県外の梅雨と少し勝手が違うように感じています。

個人的な主観ですが、沖縄の梅雨は、
曇り空や雨模様がダラダラと続くのではなく
晴れたり曇ったりの繰り返しだと感じています。

意味がわかんないです。あはっ

例えば
県外の梅雨のように
一日じゅう小雨が降り続くこともあれば、
全く雨が降らず気温が上昇し
蒸し暑い一日になることもあるのです。

雨の日もあれば、晴れの日もあり
南国らしく
あっけらかんとした性格の梅雨です。（笑）

ですので、県外では
雨が降る中までゴルフはしたくないと
梅雨時のゴルフコンペは敬遠されがちですが、
沖縄では梅雨の期間であっても
普段と変わらずゴルフコンペが企画・開催されます。

その結果、もちろん
雨に見舞われることもありますが、
一日じゅう雨も降らず
日焼けするほどの紫外線の中で
ラウンドする日になることもあります。

ちなみに、沖縄では、
ゴルフの当日に雨が降っていると
地元の人だけはキャンセルが認められているというウワサが
まことしやかにあります。（笑）キャンセル料なし

そんな沖縄の梅雨は
不動産にとっては天敵のような面もあります。

まずは湿気です。

沖縄は周りを海に囲まれており
豊富な水分と温度差が発生しやすいこともあり
一年じゅう湿度が高い傾向にあります。

そのため
家の中はカビにとっても
絶好のお住まいになります。（笑）

人が住んでいる家であっても
少し油断すると
タタミの表面、クローゼットの中、
壁・床・クロス等には、
カビが付着することがあります。

セカンドハウスや空き家など
人の出入りが無く、
空気が滞留している空間では
そのスピードも加速します。

ですので、沖縄に不動産をお持ちの
県外にお住まいのオーナー様によっては
エアコンや除湿器を24時間稼働したままにしている方もいらっしゃいますし
不動産を購入した際の不動産業者に
定期的な空気の入れ換えを
有償で依頼される方もいらっしゃいます。

また、梅雨の時期は
雑草にとっても水分・気温・日差しの三拍子が揃った
育ち盛りのシーズンですので
庭付きの不動産のオーナーさんによっては
これらの管理も第三者に有償で依頼する人もいらっしゃいます。

沖縄の梅雨は
夏場の水不足を回避するための
貴重な水分補給の時期でもありますが
ここ数年は水不足の話しを聞きません。

しかしながら
ここ数年で爆発的に増大した
観光客向けの大規模ホテルやプール付の宿泊施設等に
観光客が戻りはじめ、それらが稼働し出すと
水不足のリスクが一気に高まることが予想されます。

そういう意味では
沖縄の不動産にとって天敵な梅雨も
無くてはならないシロモノなのです。