沖縄のダムの貯水率は既に100%を超え、
滝のような放水状態です。
さて、
先日も触れましたが
連日続く大雨の影響で
沖縄では冠水や浸水する箇所が増えています。
冠水や浸水が発生している場所の多くは
周辺と比較して土地が低くなっている場所に
周りで降った雨水が急速に集まり、
その水を排水することが出来ず
冠水・浸水するものです。
そして
残念ながら、冠水や浸水が発生する箇所は
毎回大体決まっています。
道路などの冠水であれば
雨水が引くまで待てば
車等の財産への被害は回避することができますが
中には住宅街で冠水が発生している箇所があります。
これらの地域に住む方々は
大雨が降る度に
床上浸水等の被害を受けることになります。
財産的にも精神的にも
大きな負担になります。
沖縄に限らず、
同様の事象はどこでも発生しますが
社会インフラの整備が進んでいる地域では
排水溝を整備し、流れ込む雨水を集め
最終的には溜まった雨水をポンプで河川に放出しています。
こうして
低い地域に雨水が集中しないよう
雨水をコントロールしています。
沖縄は沖縄振興予算のうち
使い道が自由な【一括交付金】が
バラまかれて支給されていますが
裾野が広くお金が広く行き渡りやすく、
建築業界に喜ばれる「ハコ物」の建設に偏重せず、
雨水排水対策など、毎回被害が発生する地域の
社会インフラの整備費用に充てては如何でしょうか。
水は高いところから低いところへ流れるものですので
低い地域での冠水や浸水は、放っておいても
自然に解消されるものではありません。
ちなみに、
不思議なことに
お金は水の流れとは逆で
高いところ(お金持ち)へ
集まっていくように出来ているものです。
また、不動産についても
不動産を複数を所有する資産家(お金持ち)のところへは
良質な不動産がさらに集まっていくのが
世の中の習わしです・・・