日陰のありがたさを感じる
カラッとした暑さの続く沖縄です。
さて、今週は
沖縄もお盆を迎えます。
沖縄は
旧暦の7月13日~15日がお盆の期間で有り
今年は8月10日がウンケー(お迎え)で
8月12日がウークイ(お送り)となります。
県外と同様に
お盆の期間中は休みとなる会社も多く
お盆の期間に合わせて帰省する人もいます。
しかし、
県外の会社では、
新暦のお盆を夏休みとするのが当たり前となっており
新暦・旧暦という感覚さえもありません。
そんな中で、自分だけ
旧暦の日程でお盆休みをとるのは
県外の会社ではなかなか理解してもらえない
という沖縄出身者ならではの苦労もあるようです。
また
ここ数年は新型コロナの影響も有り
県外からの帰省の自粛が言われていますので
お盆を理由に夏休みを取るのも気が引ける状態です。
しかしながら、
今年は新暦と旧暦のお盆の日程が近いことや
感染者の人数は爆増していても
県外間での移動の制限はほとんどなく
今年は久しぶりお盆で帰省をするという
ウチナンチュ(沖縄出身者)も少なくなく
その帰省が始まっています。
そんな中、
本日は沖縄県の代表校が出場する
高校野球の初戦が甲子園であります。
沖縄では
高校野球の応援が非常に盛んです。
もちろん、県外でも
代表校の応援は盛んですが
沖縄の応援熱はひと味違います。
それは、
「県外に負けない」という
強いアイデンティティーが根底にある
県民性と言われています。
ですので
自分や子供たちの出身校でもないのに
仕事を休んでまで、沖縄から甲子園に
応援に行く人もいらっしゃいます。(笑)
また
沖縄の会社もそれを了解する
懐の広さがあります。
そんな状況ですので
一般家庭の人たちはもちろん
仕事をしている人たちも
仕事の手を止めて代表校を応援するのが
沖縄の習わしです。
銀行等のフロアで
職員とお客さんが
一緒になって応援する姿は
微笑ましいものです。(笑)
そんな中、
試合の状況を気にする様子もなく働いたり
試合の時間帯に仕事の電話を掛けたりすると
と白い目で見られますので
ご注意下さい。(笑)
コロナ禍の影響で
沖縄でも飲食店や商売も元気が出ない状況が続いていますが
県の代表校が甲子園で勝ち進むたびに
街の活気が増していくのが実感できるほど、
沖縄が燃えます。