沖縄の山を買う人たち

今年の沖縄の夏は
おだやかな気候が続いています。

さて、以前、
あるユーチューバーが山林を購入したところ
トラブルに巻き込まれたのが
一部で話題になっています。

そのユーチューバーは
キャンプ系のネタをメインにしており
その山も自らのネタにするため
キャンプ用の目的で購入しました。

ところが、山を購入し、
いざキャンプネタに使おうと
山への往来をはじめたところ
近所の住人から脅迫を受けたというものです。

脅迫を受けたことにより
そのユーチューバーは
山の使用を断念せざるを得なくなりました。

しかし、おかげで
そのユーチューブは話題になり
すっかりバズってます。（笑）

沖縄でも
県外の方からの「沖縄の山を購入したい」
というニーズがあります。

とくにNHKの朝ドラの影響もあり
ヤンバルの山の中での生活に憧れる人も
増えています。

県外の人が沖縄に山を買ってどうするんですか？あはっ

その目的は様々で
先程のユーチューバーのように
沖縄に来たときにそこでキャンプ生活を楽しむために
購入する人もいらっしゃいます。

また、
山を購入した後
そこにツリーハウスなどの宿泊用の施設を
建てようとする人もいらっしゃいます。

また、ご多分にもれず、
太陽光発電設備を設置する目的で購入し
自然の森林を伐採している人もいらっしゃいますし、
それに味をしめて、山を売りまくっている
地元の不動産業者もいらっしゃいます。（笑）

山の所有者や不動産業者は
山を売却して終わりですが
地元の人たちからすると
山を購入した人が、その土地をどのように
使うかは不安なものです。

車両が行き来するようになったり
それに伴い道が破壊されたりと
それまで静かに暮らしていた空間が
急に騒がしくなるを苦痛に感じるのは自然なことです。

それが過剰に反応すると
先程のユーチューバーさんのように
脅迫する人も出没するものです。

理由は如何にせよ
脅迫は犯罪となりますのでダメですが
かと言って、自分の買った土地だからといって
好き勝ってするのもアレです。

不動産の所有には
必ず後・先が生ずるものですので
後からの人が卑屈になる必要もありませんが、
お互いに気持ち良く過ごして行くためには
先駆者への配慮もお忘れ無く。

それが足りないと受け止められると

だからナイチャーは

と言われます。（苦笑）