今朝は千葉県で地震がありましたが
先日の石川県に続き、「大丈夫か日本?」って
ちょっと心配な雰囲気がただよいますね。
さて、先日
プロ野球の試合でのホームランボールを巡って
ひと悶着起きました。
外野スタンドに飛んできたホームランボールを
少年が取ろうとしてしていたところ
横から男性が横取りしたと見える行為に対し
「横取りするな!」「少年にボールを返せ!」と炎上しました。
そして、
炎上だけで収まることなく
今のネット社会よろしく
男性への誹謗中傷や
顔写真や住所や身内の情報が
ネットに晒されるという
おぞましい状況になりました。
これに対し
男性が依頼した弁護士が
「横取りなんかしていない。
男性へのやり過ぎな行為に対しては法的な措置を行なう」
と反撃したため、事態は更に炎上しています。
今回は
何か正しい状況・事実なのかは分かりませんが
まぁ「大人げない」対応と言われるのは
仕方がないでしょう。
男性も熱狂的なファンで
是が非でもホームランボールは欲しかったのかも
知れませんが、その時に少年にボールをあげていたら
男性の行為は自分の評価を上げていたことでしょう。
仮に周りの誰も評価してくれなくても
お天道さまはちゃんと見ていたことでしょう。当日は屋根付のドーム球場だったけどね(笑)
ちなみに
せっかく記念のボールを手に入れたり、直筆のサインをもらっても
後々は家でホコリをかぶっているという人も多いと言います(笑)最近はメルカリで出品されるようです(笑)
不動産でも「横取り」に関わる話はタマに聞きます。
売主さんが
複数の不動産会社に平行して売却の依頼を行なう
【一般媒介】の物件で
そのうちのA社のお客さんから
値引交渉付きで購入の申込が入りました。
その話を聞きつけたB社は
そんな安い金額で売るのはバカですよ。
ウチのお客さんだったらもっと高く買ってくれますよ。
とA社からの購入申込みにケチを付けます。(笑)
それを鵜呑みにした売主さんは
A社のお客さんからの申込を
いったん断るなり、返事を保留にします。
売主さんは
B社のお客さんからの購入の申込みを
期待してのことです。
しかしながら、待てど暮らせど
その後もB社から購入の申込が入ることは
ありません。
シビレを切らした売主さんが
B社に確認すると
ああ、当社のお客さんは別の物件を購入しちゃいました
という返答がありました。
その話を聞いて、あわてて売主さんはA社に
「先日申込のあったお客さんと商談(契約)を進めたい」
と連絡をしました。
しかし、以前申込のあったA社のお客さんも
「もう別の物件を購入することになりました」
という返事であったり
「今回は見送ります」と返事をされるのがオチです。
恋愛と一緒で
「別の人と付き合います」と一度フラれた相手に
「別の人と上手く行かなかったので、やっぱり付き合いましょう」
と言われても、プライドが許さないものです。(笑)それでもホイホイ付き合う人もいますが(笑)
こうして
せっかくA社のお客さんから購入の申込があったのに
B社からの横ヤリに乗じたがために
結局、誰とも契約には至りませんでした。
そして
その後もなかなか購入希望者が見つからず
ようやく買主が見つかっても
その金額は、最初にA社のお客さんから
値引交渉があった金額よりも安くなってしまった
という話はよくあるものです。
このように
不動産屋からの横取り作戦により
売主さんが機会損失をしたという話は
リアルによくあるものです。