台風2号はナメるように
沖縄を縦断していくようです。
さて
ビジネスにおいては
常に100点満点の対応と結果が求められるのが
当たり前の世の中になっています。
とくに、
現在のストレス社会においては
接客を伴う業種では
100点に少しでも満たない箇所があると
「我が輩はお客様である」という立場を利用して
厳しい仕打ちにさらされるリスクあります。
しかしながら
現実の場面においては
所詮人間が行なうことでもありますので
何らかのミスやモレがあるのは
いた仕方の無いことでもあります。
実際に、
ビジネスの場面でも
本来であれば事前に説明をしておかなければ
ならなかったことが、
事後報告になってしまうことも
残念ながらあるものです。
不動産の取引においても
本来であれば契約を締結する前に
説明を受けておきたかったものが
契約を締結した後の事後説明になったために
トラブルに発展したという話を
よく耳にします。
事後説明となってしまった理由は
不動産業者の調査ミスやモレである場合もあれば
不可抗力的にどうして事前には知り得ることが出来ず
結果的に事後説明になってしまったこともあるものです。
いずれの理由であったとしても
このときの不動産業者の対応次第では
トラブルに発展することもあるものです。
具体的には
事後説明になったことに対し
その言い訳や自らの保身的な対応をしてしまうと
最初は何とも思っていなかったお客さんも
自分を軽く見られたような感覚に陥り
カチンとしてしまいたくなるものです。
その結果
わずかなことであったり
わずかな金額のことであっても
それがトラブルに発展し
言い出したお客さんの方も
引っ込みが聞かなくなってしまった
という話をよく聞きます。
非常にもったいない話でもあります。
理由やいきさつは如何にせよ
事後説明になってしまったことを真摯に認め
それに対しお詫びの気持ちを持って対応すれば
それほど大きなトラブルに炎上はしないものです。
繰り返しになりますが、残念ながら
仕事にもミスやトラブルは付きものです。
だからといって
それを当たり前のことだと開き直ったり
何ごとも無かったかのごとくスルーしては
いけません。
大切なことは
発生してしまったミスやトラブルに
真摯に対応するとともに
今後、ミスやモレが発生する確率を
いかに小さくするかです。
昔から
ミスやトラブルは
お客さんとの信頼関係を深めるチャンスでもある
とも言います。