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株式会社沖縄ネット不動産
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小さな善意には賞賛されるべき大きな勇気がある。

今年の沖縄の初夏は
何だか過ごしやすい気温です。

さて、先日、
荷物を送付してもらおうと
ある宅配便屋さんの店舗に行ったときの話です。

最近の宅配ブームも有り
その店舗も多少混んでいたため
手続きをするには順番に並ばなければならない
状況でした。

仕方無く
順番に並んでいたところ
一人の男性が窓口で突然怒鳴り出しました。


順番待ちにイライラしちゃったんだろうか・・・

と少し同情の念も持ちながら
様子をうかがっていました。

しかし、
怒りながら話す男性の大きな声から
否が応でも事態のいきさつが
分かってきました。

話のいきさつは
どうやら下記のようです。

男性が窓口の人に
宅配便を送ってもらおうとしたところ
荷物の一部に梱包が必要な箇所が残っていたようです。

男性は、その梱包を
窓口の人にやってもらおうと思っていたところ
隣の窓口にいた上司と思える人が
「それはお客さん自身でやってもらって」と
指示をしたようです。

そうしたところ、
その男性が怒りだしたようです。

その言い分は


これまでは窓口の職員が梱包をやってくれたのに
今回はどうしてやってくれないのか?

というものでした。

その男性も
本来は自分で梱包すべきものを
これまでは窓口の職員が善意で対応していたというのは
理解していたようです。

しかしながら
今回はその善意による梱包がしてもらえなかったことに
腹が立ったようです。

そして
自ら梱包するように指示した上司に


オマエらの会社では善意で対応するしないの
基準はどうなっているんだ!

とお怒りでした。

その上司も困った様子でしたが
店舗内の雰囲気がこれ以上悪くならないよう
事態を収拾しようと


申し訳ありません。

と男性をなだめていました。

しかし、怒りMAXの男性は


「申し訳ありません」じゃないんだよ。

 

と事態を収拾させる気はありません。

そして


善意で対応するしないが
人によって変るのはオカシイだろう!

というクレームを
エスカレートさせている次第でした。


善意に基準も何も無いでしょ

すっかり雰囲気の悪くなった店舗に居合わせた
他のお客さんもそう思ったに違いありません。

私の手続きは終わったので
男性がこれ以上エスカレートするようであれば
警察に連絡した方が良いことを
他の店員さんにアドバイスし
店舗をあとにしました。

世知が無い世の中になり
この手のクレーマーの話は
SNS上でもよく目にします。

その中でも
今回のようなクレームは
以前に善意で対応した人を後悔させ
強いては今後、世の中における善意の勇気を
減少させてしまう可能性がある
残念な話です。

ちなみに
この手のクレーマーのほとんどは男性で
それも初老の人が多いものです。男は歳を取ると融通が利かない

また、沖縄の場合
この手のクレーマーは
ナイチャー(県外の人)であることが多いものです。

沖縄でナイチャーが嫌がられるのは
そんな背景もあります。