(閑散とした那覇空港)
おはようございます。
昨日の沖縄は台風並みの強い風でした。
その天気がもれなく本州に向かいますので
どうぞお気をつけ下さい。
さて、
まだまだ先の見えない
新型コロナウィルス。
最近お客さんによく聞かれるのが
不動産への影響です。
バブルに沸いた沖縄の不動産も
今後、価格が下がっていくことを
皆さん予め予想した上での
意地悪なご質問です。(笑)
まぁ、確かに
これだけ世界規模で経済が停滞していますので
余程のこと無い限り
不動産の価格が上がることは無いでしょう。
今回の新型コロナウィルに伴う経済対策で
日本は膨大なお金をつぎ込みます。
今回の日本の経済対策費は108兆円と言われており
日本の一年分の予算にあたります。
つまり今年1年で
2年分のお金を使うと言うことです。
予算の財源は、税金ですが
今年はコロナウィルスの影響で
法人税や所得税などの税収は見込めませんので
その財源は国債の発行等による借金です。
借金は将来にわたって回収・返済していかなければ
国が破綻してしまいます。
その有力な回収方法の一つが消費税です。
日本では
昨年の消費税10%でヒーヒー言っていますが
今後、日本の消費税は
20%や30%になるでしょう。
それに伴い
不動産を購入する際の消費税も
当然リンクしますので
仮に3,000万円の家を購入すると
消費税は900万円になります。(税率30%で計算)
これだけの消費税が掛かるとすると
不動産の購入にも
慎重になるものです。
そう考えると
「不動産は今後値下がりする」という
単純な話だけでは無く
不動産が値下がりしたぶん以上に税金が増え
結果的に支払が増えるということも想定されます。
よって、今後の不動産の価格だけでなく
税金の動向も注視する必要があります。