「敬老の日」を他人事と思う
元気なオジー・オバーの多い沖縄です。(笑)
さて
不動産の購入にローンを利用する人は
多いものです。
しかしながら
ここ沖縄では
県外の人がローンを利用して
沖縄の不動産を購入するには
なかなか難しいハードルが有ります。
これは
沖縄にある金融機関が
県外の人に融資をするのが難しいのとともに
県外の金融機関が沖縄の不動産を担保として
融資をするのが難しいという
両方のバードルがあります。
そもそも、沖縄の金融機関は
県外に住所や職業の拠点がある人は
口座を作ること自体が難しいものです。
この点に関しては
「沖縄って同じ日本なのに・・・」
と思う点です。(笑)
このような状況ですので
沖縄の金融機関と県外の金融機関とは
不動産に関する融資の考え方も
異なるのは当然のことです。
そんな中、最近は
住宅ローンの借入期間を50年間とする
金融機関も増えつつあります。
住宅ローンは
収入に対する返済比率と借入の期間で
融資金額の上限が決まります。
毎月の返済金額が一定の中で
返済期間が長くなれば
借入れできる金額が大きくなるのは
当然のことです。
沖縄でも
「最長」40年や50年という住宅ローンも
仕組みとしては存在しています。
しかし、いくら融資の期間が長くなっても
返済の年齢の上限は80歳までであり
そこで頭打ちです。
つまり
融資期間50年の住宅ローンの
メリットを享受しようと思ったら
「遅くとも30歳までには住宅を購入しましょう」
ということになります。
しかしならが
日本の給与体系は
年齢とともに加算されていく仕組みですので
30歳までの収入をベースにした返済比率では
借入れできる金額もそれほど大きなものには
ならないでしょう。
逆の発想をすると
年齢を重ねて収入が増えていくと
毎月の返済が楽になっていくというメリットもあります。
まぁ、いずれにしても
80歳までの返済期間でローンを組んだとしても
80歳まで働く人は、まずいないものです。(笑)
いくら長寿命化が進んでいると言えども
それ以前に天国に召されてしまう人も
少なくないでしょう。(苦笑)
それらも考慮し
住宅ローンを利用する人の中には
自分が働いているうちに
期間を前倒しして
セッセとローンを返済される人もいらっしゃいます。
素晴らしい心掛けではありますが
一般的に、住宅ローンを利用する際には
ローンを組んだ本人が亡くなったときには
ローンの返済がチャラになる
「団体信用生命保険」という
魔法のような保険にセット加入されられます。
ですので
生前の働けるうちに
ローンを前倒しで返済しても
結果はあまり変らない場合もあります。
ただし、人の人生には
健康寿命だけでなく
歳をとって病気になったり
痴呆になったりと
不健康寿命の時期もあるものです。
これらを考慮し
働いているうちに住宅ローンを完済したり
あるいは住宅を売却してローンを完済し
あまった売却資金を、不健康寿命時期への
資金への充当を準備する人もいらっしゃいます。
住宅ローンを前倒しでコツコツと返済して
次の選択肢を増やすか
一定のリスクをはらみながら
「団体信用生命保険」のワンチャンに賭けるか
それぞれの判断によります。(笑)