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株式会社沖縄ネット不動産
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トドの詰まりが、自分の身は自分で守る時代

県外の最高気温も
ようやく沖縄に肩を並べるよう落ち着いて来ました。。

さて、昨日は
不動産に関連した大きなニュースが
いくつかありました。

そのうちの一つである
沖縄での【基準地価】の爆増について触れるのが
不動産業者としてあるべき姿とは存じますが
それについてはひとまず
他の不動産業者さんにお任せいたします。。

その他の大きなニュースとしては
東京駅近くで建設中の高層ビルでの
事故がありました。

まずは亡くなられた方のご冥福を
お祈りいたします。

今回は東京の中心部で発生した死亡事故であるとともに
施工業者も日本のスーパーゼネコンのうちの2社のJV
ということもあり、反響も大きくなっています。

また、
日本のみならず海外のメディアでも報道され
日本の建設業の安全性を心配する声も出ているようです。

今回の事故に対しても
色々な憶測や批評をすることも出来ますが
それをしたところで何かが変る訳ではありません。

但し、建築業界に限らず
小さなミスを見逃していていると
大きなミスにつながるというのはビジネスの常です。

逆の言い方をすると
大きなミスを防ぐには
小さなミスのうちに目を摘んでおくことです。

人は忙しくなると
細かい部分にまで注意と手が行き届かなくなり
それに伴い小さなミスやモレが発生するようになります。

小さなミスやモレを指摘された当人は
「忙しいんだからこれくらい仕方無いでしょ!」
と逆ギレするのも世の常ですが
それがそのまままかり通り続くようでは
危険な兆候です。

沖縄に限らず
命綱をつながずに
高所作業をしている工事現場は
残念ながらどこにでもあるのが実情です。

身近なところでも
住宅の建築現場では
そもそも命綱をつなぐ場所も無かったりします。

また、建物を建設中の現場で
頭上でクレーンが吊り荷作業っをしているのに
その下を通行するよう誘導員に指示されるような危険な現場も
珍しい事では無くなってきました。

先日、人通りの多い街中で
沖縄で建設ラッシュが続いている業界の一つである
ホテルの建設現場の誘導路を通過したときのことです。

誘導路のすぐ隣りで
ユンボウの運転手が
まわりの目を気にすることも無く
座席にすわったままおいしそうにタバコをふかして
休憩していらっしゃいました。


さすが民間工事のバブル期だな。
これが公共工事だったら「工事中止」か「指名停止」だろうな~

ちなみに
その工事業者さんは
公共工事も手がけていらっしゃいます。(笑)

建設業界も、今後
人手不足がさらに悪化していくようでもありますので
タバコをふかすくらいの小さな行為は
許される時代なのかも知れません。喫煙の注意を理由に辞められたら困る・・・

ですが、建設工事での小さなミスでは
大きな事故に発展する可能性も
小さくはありません。

とくに、
高層の建築物の工事現場などは
作業者はもちろん通行人等の一般人も
事故に巻き込まれる可能性も高くなります。

はたから見ても
気のゆるみが目に付く工事現場には近寄らないことと、
近くを通行する場合でも、自ら意識して安全に注意を払うことが
万が一のときに自分の身を守る
という時代になりつつあります。