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不動産の相談事に知恵を絞る弁護士vs悪知恵を絞る弁護士

ようやく出番の来た台風の余波で
不安定な天候に見舞われる今週の沖縄です。

さて、
資格社会の日本において
不動産業にも「宅地建物取引士」という
「士業」の資格が必要です。

この「士業」には
司法書士や家屋調査士や税理士などの
さまざまの資格がありますが
その中で最も難関と言われているのが
「弁護士」です。

弁護士は
法治国家の日本において
多数の法律を根拠として
難題の解決をサポートする
重要な仕事です。

そんな弁護士
不動産業者と同様に
なぜか「悪徳」というイメージが存在する業界です。(笑)

しかし、近年は
人気タレントによる弁護士をテーマとした
TVドラマ等の影響も有り、
弁護士もすっかり好感度が上昇しています。

しかしながら
好感度が上昇したと言っても
「正直不動産」のTVドラマのおかげで
不動産業界のイメージが良くなったのと同様に
所詮はTVドラマの中での話に過ぎません。(笑)

不動産業界も弁護士業界も
「悪徳」という甘い密からは
そんな簡単には
足を洗えるものではありません。(笑)

そんな弁護士さんには
大きく2つのパターンがあるようです。

1つめのパターンは
争いごとを出来るだけ穏便に解決しようと
知恵を絞る弁護士さんです。

相談ごとを穏便に解決してしまうことは、
弁護士さんにとっては
目先の仕事にはつながらなくなってしまいますが、
相談者の身心と金銭的な負担を考えると
望ましい対応です。

もちろん
もしも争いごとが大きくなった場合でも
心強い味方として闘ってくれるものです。

先程の人気タレントによるTVドラマのような
みんなが憧れる「正義の味方」の弁護士さんです。

これに対し、2つめのパターンは
争いごとを出来るだけ大きくしようと
「悪知恵」を絞る弁護士さんです。(苦笑)

相談者に対し
その弁護士さんが適切なアドバイスさえすれば
争いごとが消火の方向に進むのに、
「これは絶対に勝てますよ!」などの
余計な所感やアドバイスをすることによって
相談者の闘争心に火が点いてしてしまうパターンです。

それにより
本来は当事者同士で解決出来たものも
訴訟で争うことになり
晴れて弁護士さんが活躍出来るお仕事の場が
出来上がるというものです。

ある意味、
「マッチ・ポンプ」のようなものです。(苦笑)

世の中には、
「悪徳」と呼ばれる不動産屋と同じくらいの割合で
この手の弁護士さんがいらっしゃるとも
言われています。(笑)