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株式会社沖縄ネット不動産
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来年は不動産がマタ値上りする気配があります。。

週末は県外でも
お花畑の天気になるようですね。沖縄は12月でもハイビスカスが咲きます

さて、ここのところ
何でも値上りが続き
すっかりウンザリしていますが
そんな中、来年は不動産の価格が
また値上りしそうです。


どうせマタ、アオってるだけなんですよね。あはっ

そうではありません。

今度こそは
根拠があります。(笑)

それも沖縄の不動産だけでは無く
全国的な値上りの気配なのです。

その要因とは
ある法令の改正により
【足場】の価格が値上りしそうなのです。


足場ってあのジャングルジムみたいな
鉄パイプのオリですか?あはっ

そうです。(笑)言い方よ~

ある法令とは
「労働安全衛生規則」の改正で
現場作業者の足場からの転落防止の強化に伴うものです。

もう少し細かく説明すると
これに伴い、これまでの「一側足場」という
1本のパイプで立っている足場から
「本足場」という2本足のパイプで立つ
より安定した足場に変更しなさい!
というものです。

一側足場と本足場

それにより
足場が安定するだけで無く
足場の通路の両側に手摺りみたいな
横パイプが通ることになるので
作業者が転落しにくくなるというものです。

しかし
上の図から分かるように
一側足場から本足場に変更することにより
使用する鉄パイプの本数がほぼ倍に増えます。

この足場の部材は
専門の業者さんからレンタルするケースが
ほとんどですので、単純に考えて
足場のレンタル代が倍増することになります。

またそれだけで済まず
足場を組立てる作業費も倍増ですし、
足場を現地に運ぶための運搬費も増加します。

不動産では
建物の新築現場をはじめ
大規模な補修工事や解体工事など
ほとんどの現場でこの足場を使用します。

そして
この足場代は工事費全体の金額の中で
それなりに大きい比率を占めます。

この労働安全衛生規則の改正に伴う足場の変更は、
来年2024年4月1日から義務化されます。一部の現場では例外も認められます

それに伴い
この足場にかかわる価格が値上りするため
不動産の価格も値上りする
というお話です。

人の命はお金に変えられませんので
安全対策を強化するのは
もっともなことです。

実際に、
足場を変更したことにより
転落事故が防止できれば
それだけで法令の改正は大きな貢献です。

足場の対策の次は
現場作業者のノーヘルでの作業禁止や
安全帯のワイヤーの使用の徹底など
本質的な安全対策に取り組んで頂きたいものです。

以前、
足場のレンタル業が大当たりし
豪邸に住み、高級車を乗り回し、
芸能人と結婚した経営者がテレビに出ていましたが
そういう方々がまた大儲けするんでしょうね。ウラヤマシイ・・・

労働安全衛生規則の改正についての国交相HPのパンフ
https://jsite.mhlw.go.jp/akita-roudoukyoku/content/contents/001611331.pdf