不動産は次の素敵な出発点

沖縄は今月末からいよいよ海開きが始まりますが
もう少し気温が上がらないと
さすがに心臓がアレしそうです。

さて、そんな3月は
不動産の入退居がピークとなる時期です。

賃貸を事業のメインとしている不動産業者は
この時期に、一年のうちの半分以上の利益を稼ぐと言われています。

そんな利益の先行きが見える不動産業者によっては
忙しさをアピールするプチ自慢なSNS投稿が
増える時期でもあります。（笑）

賃貸物件に限らず
不動産の退去や明渡しでは
そこに住んだり利用していた人の
人柄があらわれると言います。

不動産を明渡ししたあとは
賃貸物件であれば、基本的に
専門業者さんによるハウスクリーニングを行います。

最近は、売買物件でも
業者さんによるクリーニングを行なうケースも
増えています。

クリーニングを行なうことによって
お客さんの内覧時の心象も良いですし、
売買物件の場合は、クリーニングを行なうことによって
購入価格や値引の有無に影響することもあります。

また、
クリーニングを行なった物件は
そうでないケースと比較して
買い手が早く見つかる可能性は高くなるのは
自然の理です。

業者さんによるクリーニングを
行なうか行なわないかは別として
明渡し時に室内をきれいにしようとする行為は
次に入居する人や購入する人が
気持ち良く使えるためのものでもあります。

しかし、中には
明渡し後に業者さんによるクリーニングを
行なう予定になっているのにもかかわらず
それでも室内をピカピカにして
引越しする人もいらっしゃいます。

理由をうかがうと
これまでお世話になった物件への感謝の気持ち
というコメントが多いです。

退去や明渡しの理由や背景は人それぞれですし
物件の新古によって清掃できれいになる度合いは
異なってきますが、感謝の気持ちは
十分に伝わって来ます。

そういう方々の引越しや明渡しは
不動産業者としても
是非とも応援したくなるものです。

ちまたでは
「不動産はご縁」だとか「縁起物」と
言われることがよくあります。おこがましいので不動産屋はあまり使いませんが

そうだとすると
最後まで大切に使うのが
本当の縁起物です。上から目線