湿度が75%を下回るだけで
昼間でもひんやりと感じる沖縄です。
さて、
世の中には色々なタイプの
不動産屋があるものです。
ノルマを達成するためには
何でもアリな
体育会系の不動産会社は
いつの時代も存在します。(笑)
また、
一般の消費者との取引など
表舞台に表れることはない
ブローカー的な不動産会社もあります。
その一方で、
テレビCM等への露出にも力を入れ
やたら好印象をアピールしている不動産屋は
実際の取引のダークさを薄めるためとも
言われています。(苦笑)
そんな不動産業界ですので、ちまたでは
テレビドラマの「正直不動産」の山ピーに
憧れる不動産屋も多いと言いますが
あれはフィクションであり
世の中には実在はしないものです。ミネルバみたいな会社は実在します(笑)
そんな
イケイケ体質が多いと見られがちの
不動産業界ですが、実際には
日々、時間や悩みと戦いながら
コツコツと仕事をこなしている
不動産屋が大半です。
そんな不動産屋の仕事は
ホントに奥の深い面もあり
突き詰めれば際限が無いものも多いものです。
抽象的な表現となりますが、
例えば、中古の不動産の売買では
お客さんとの契約に至るまでに
その不動産の現在・過去・未来を調べます。
まず、
売買の対象となる不動産の現況を把握し
その状況によっては、
建築された当時である過去にさかのぼって
調査をすることになります。
とくに
不動産の価値を決める要の一つである
「接道」について引っ掛かる点があれば
建物の計画時や実査の施工時の状況、
そして現在に至るまでの経緯等を調査したり
分析を行ないます。
そして、それらの
過去から現在までの状況を整理した上で
お客さんが購入した後の
これから先の将来を予想します。
具体的には
購入後に発生する可能性のある事象や
メンテナンスや建て替え時の
制限や制約等について想像します。
それらを整理した上で
契約書という書類に表現することなります。
このように
まっとうな不動産屋の仕事は
結構、頭を使いますので
歳をとってもボケてなんかいられません。(笑)
また、ちまたの方々が
不動産業界を想像しているような
ハッタリで通用するような世界ではないものです。通用している会社も沢山ありますが(苦笑)