不動産を売却する時はまず形から入りましょう

真っ青で気持ちの良い天気も
今日までの予報となっている沖縄です。

さて
不動産の売却の相談を頂くお客様には
色々なケースがあります。

買替えや住み替えなど
ワンランク上の不動産に移行するために
現在の不動産を売却する人もあれば
右肩上がりの不動産市場において
着実に利益の確定をする人もあります。

その一方で
当座の現金を確保するために
手持ちの不動産を売却する人もあれば
離婚や家庭の離別に伴い
不動産を売却する人もいらっしゃいます。

経済的に順当な方々は
不動産を売却する際の準備も万端な方が多く
居住中の物件であっても
室内がキレイに片付いていらっしゃる人も多いものです。

そうすると
物件の内覧に来た人の心象も良く
商談も順調に進みやすくなります。

その一方で
先程の経済的な事情や離婚などによって
不動産を売却するケースでは
精神的に不安定な状況が
室内にも現われやすいものです。

色々な不安が募り
他人との交流も避けるようになると
昼間でもカーテンを閉め切り
照明も点けず薄暗い雰囲気となります。

また、窓も閉めっぱなしですので
空気もよどんでいます。

お気持ちは察します。

しかし、不動産屋として
あえて厳しいことを申し上げますと
本当に不動産屋を売却されたいのであれば
まずは形から変えていきましょう。

今の自分の心理にあえて逆らい
窓もカーテンも開けて
家の中に新しい空気と日差しを取り入れましょう。

新鮮な空気と太陽に光には
ものすごいパワーが潜んでいるものです。

また、光と風を取り込みことによって
これまで見ないようにしていた室内のホコリや汚れに
気が付くようにもなります。

光と風と気づきを原動力に
雑然とした家の中を
少しずつでも片付けるようにしましょう。

不要なものや粗大ゴミは
一度に処分が難しい場合は
1つの部屋にまとめて置くようにしましょう。

こうして
売却に向けた形から入ることによって
気持ちや気分を無理矢理にでも
前向きに仕向けましょう。

そうでないと
ネガティブ気を持った不動産は
なかなか買い手も見つからず
今の状況は打破しずらいものです。

まずは勇気を絞り出して
一歩を踏み出しましょう。

不動産屋も
しっかりお手伝いをさせて頂きますので。