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同じ兄弟でもモメることの多い沖縄の相続

全国ニュースとローカル情報とで
天気予報が異なるのは沖縄ではよくあることです。(笑)

さて
不動産売買の要因の一つに【相続】があります。

不動産は共有名義には出来ますが
土地以外は現物を分割するのが難しいため
相続財産を分割するためには不動産を売却して
その売却金額をそれぞれで分配するケースが多いものです。

以前ご相談があったケースも
亡くなられた親御さんの名義のままであった不動産を
子供たちで遺産分割するにあたり
不動産を売却したいというものでした。

しかしながら
その親御さんは、父親が離婚後に
子供のいる後妻と再婚をしていたため
同じ子供の中でも母親が違う兄弟が混在するという
複雑な関係の兄弟でした

そのため、遺産の相続にあたり
不動産を売却したいとのことでしたが
この方々の複雑な兄弟の関係から
売却後に分配するお金の割合について
モメていらっしゃいました。

前妻の子供たちは
父親と一番長く接して来たぶん
自分が父親のことを一番理解しており
生前の面倒も見て来たという自負があります。

その一方で
後妻の子供たちは
実の子として母親にかわいがられて来たという自負がありますし
その母親が再婚した父という思いがあります。

それぞれの思いが交錯し
その結果が「遺産の平等な分配はおかしい」と
争いになったものです。

この話は、結果的に
弁護士さんに入ってもらうことになりました。

これにより
兄弟の争いのリアルな場に巻き込まれることは
なくなりましたが、不動産の売却に際しても
兄弟のそれぞれの思いや意見の相違が出てきました。

そこについても
弁護士さんと相談した上で
兄弟の中で窓口となる代表者を決めて頂きました。

不動産は縁起物と言いますし
その売買においては相手もあることですので
売主が相続でモメているような不動産は
買主によっては購入を躊躇することもあるものです。

このあたりも配慮しながら
買主が見つかり、無事引き渡しも完了しました。

沖縄は昔から離婚率が高いため
こういった複雑な関係の兄弟も多いと言われていますが
最近は沖縄に限らず夫婦の離婚は一般的になりつつある話ですので
今後、日本においてもこういった相談は
増えていく可能性があります。