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沖縄のちょっとイイお話し

沖縄のちょっといいお話し

おはようございます。

今年は観客も少なく
桜も寂しく思っていることでしょう。

さて、沖縄は
160の島からなる県です。

人が住んでいる離島が37ありますが
その中には、2人しか住んでいない島もあります。

離島は
自然の美しい沖縄の中でも
一段と美しい海と緑があります。

そこに暮らす人たちは
自給の食べ物以外は
食材や生活用品は
最寄りの大きな島から船を使って
調達しなければなりません。

ですので、台風が停滞し
船の欠航が長引くと
一週間以上、物資が入ってこないこともタマにあります。

先日、知人たちと
離島について話をしていたところ
その中に「自分は離島によく行く」というメンバーがいました。

彼は美容師なのですが
毎月離島に行っているそうです。

ダイビングとかの趣味では無く
ボランティアで行っているそうです。

彼が行く離島には
だんぱちや(散髪屋)が無いので
美容室の定休日の月曜日に
離島まで船で行き
島の人たちの散髪をしてあげているそうです。

それも、島の人たちからは散髪代をもらわず
全くのボランティアとして。

ボランティアで散髪に行くのは彼だけでは無く、
沖縄の本島から数名の美容師や理容師さんたちが
毎月行っているそうです。

確かに、ハゲで無い限り
髪の毛は必ず伸びるので
月に1回は散髪したいものですので
島の人はとても助かるはずです。

離島への船は本数も限られており
彼らが休みを利用して
日帰りで離島に行こうとすると
離島での滞在時間は半日にも満たないです。

その限られた時間を利用し
たくさんの美容師さんたちが離島に行き
一斉に髪の毛を切りまくるそうです。

彼らの貴重なお休みは
それで終わってしまいますが
島の人たちはどんなに喜んでいることでしょう。

また、
次の月に彼らが来てくれることを
島の人たちはどんなに楽しみにしていることでしょう。

ちなみに
離島までのフェリーは
島が存する村が運営していますので
彼らの交通費は村が負担しているそうです。

日本ではとかくムダ使いされることの多い税金ですが
このような税金の使い方は
イイんじゃないですかね。

この話を聞いて
少し心が温かくなりました。

沖縄の美容師さんや理容師さんたちっていいね。