おはようございます。
世の中、受験シーズンに入りますが
それを応援するかのように
沖縄ではこの時期からサクラが咲き始めます。
さて
不動産は高額な買い物ですので
融資を利用して購入する人も多いものです。
昨年の
・スルガ銀行の”かぼちゃの馬車”
・フラット35の不正利用
・TATERUの不正融資
などの事件以来、沖縄の金融機関も
不動産に対する融資がすっかり厳しくなりました。
と言えども、
不動産バブルの沖縄は
バブル価格であっても
融資を利用して購入されるという
相変わらずキケンな状況です。(苦笑)
また、住宅購入用のローンは
引き続きユルい条件で
融資が下りています。
住宅ローンの場合
通常は建物の築年数と
本人の年齢が融資の条件に影響します。
このうち年齢については
一般的には80歳までの融資となります。
なぜならば
住宅ローンと同時に加入する
団体信用生命保険(いわゆる団信)の加入年齢の上限が
80歳だからです。
この団信は
もし本人がポックリ死亡した場合は
生命保険料で住宅ローンの残債を一括返済するので
借金がチャラになるという魔法のような保険です。(笑)
つまり、
団信の加入上限である80歳を超えると
本人が死亡した際も生命保険が支払われず
金融機関としては借入金額の保全が出来ないため
融資の上限を80歳にしているという仕組みです。
日本では、
定年は60歳と言われてきましたが
法律の改正により
65歳までの雇用が義務付けられました。
現在の社会は
これをさらに70歳まで引き上げよう
という流れですが
それでも住宅ローンの上限の80歳までは
10年の開きがあります。
80歳まで働いて
ローンを返済していくのは
どれほど大変なことかです。
先日、あるお客様が
同業者さんから不動産を購入しました。
某金融機関から融資を受けての購入だそうですが
融資の借り入れの年齢は
90歳までだそうです。青天井~
長寿命化が進んでいる日本と言えども
さすがに90歳まではもう生きていないでしょう。(笑)
仮に生きていたとしても
もう働いては居ないことでしょう。働かせるのもコク
最初に書いたように
最近は金融機関の不動産融資が
すっかり厳しくなっていますが
そんな環境の中でも
90歳まで融資をしてくれる金融機関もご立派です。(笑)