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不動産オーナーも苦難の時代

不動産オーナーも苦難の時代

おはようございます。

昨晩からやや激しい雨が降り続いている沖縄です。

さて、
インターネットを通じて
不動産情報が手軽に入手できるようになり
不動産を購入するハードルがかなり下がりました。

それに伴い
自己居住用の不動産だけでなく
賃料などの収益を得る収益物件を購入する人も
増加しました。

ご存じのように
アパート等の収益不動産は昔から存在しており
そのオーナーさんは昔から賃料収入をもらい
ガッポリ儲かって来ました。

しかし、
それらオーナーさんたちの中にも
歳を取っていくとともに
収益不動産を保有し続けることが
苦痛になってきている人もいます。

例えば、先日も
県外で自宅兼アパートを所有するオーナーさんが
入居者に暴行を加えられるという事件がありました。

情報によると
入居者のトイレにて水漏れが発生し
その対応の過程でトラブルに発展してしまい
アパートのオーナーが入居者にブン殴られたようです。

ちなみに
殴られたアパートのオーナーの年齢は77才で
殴った入居者は79才だそうです。

二人とも元気なオジーです。(笑)

人間、このくらいの歳になれば、
穏やかに生きたいと思うものですが
朝早くから設備の不具合に呼び出されたり
入居者に殴られたりと
このオーナーさんも散々な人生です。

通常、アパートですと
不動産屋に管理を委託しますので
今回のようなトラブルに巻き込まれることはありませんが、
不動産屋に支払う管理料をケチって
オーナーが自ら管理を行なっていたりすると
良い歳をしてトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。

また、
別の収益不動産のオーナーさんは
自らが所有するアパートの築年数が古くなり
保険会社の基準をクリア出来なくなり
アパートの火災保険への加入が出来なくなってしまいました。

それに伴い、万が一の火災はもちろん、
台風の際のガラスの破損なども
火災保険による補償が出来なくなってしまいました。

車で言うと、
任意保険に加入していない車に
毎日乗っているようなものです。車は殺人マシーン

本来、収益物件のオーナーであれば
毎月の家賃収入により生活が安定し
精神的にも余裕のある毎日を過ごしているはずですが、
このような状況になると、オーナーさんも
「アパートで何ごとも起こりませんように」と
ビクビクの毎日でしょう。

今の若い世代の不動産オーナーは
そのような古い収益物件には手を出さないでしょうし
仮に築年数の古い収益物件を所有していたとしても
管理を委託するなどスマートに対応することでしょう。

しかしながら、
人間いつまでも若い訳では無く
着実に歳を取っていきます。

それとともに、色々なことが
煩わしく思うようになってくるものです。

また、年齢とは関係なく、
少子化等の外的要因によって、所有している収益物件の
収益性が悪くなっていくことも考えられます。

不動産のオーナーも
苦難の時代になってきています。