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売ったらオシマイの不動産

売ったらオシマイの不動産

おはようございます。

今のままでは
東京で感染者が爆増しそうですね。

さて、不動産業者は
不動産を売ったり買ったりするまでは
調子の良い話を交え、手を変え品を変え、
頻繁にコンタクトをしてくるものです。

しかし
不動産の引渡しが終わった後は
それまでのコンタクトがウソのように
パタリと連絡が無くなるものです。

これまで頻繁にコンタクトがあったお客さんからすると
不安に思うこともあるかも知れませんね。

それまで猛アタックをしてきた男性が
大人の関係を許した途端に、
急に冷たくなるような心境でしょう。(苦笑)

しかし、引渡しが完了した途端に
不動産業者からのコンタクトが急に途絶える理由の大半は
引渡しが終わった後は
連絡を取らなければならない用事が無くなる
という単純なものです。

ですので、引渡しが終わった後は
年に一回、年賀状が来るだけ、
ということも少なくありません。

また、引渡しが終わった後
不動産業者からのコンタクトが急に途絶える理由が
もう一つあります。

それは、引渡しが終わった後の
不具合等です。

不動産業者が売主の場合
引渡しから2年間
建物の主要な部分の不具合に対し
契約不適合責任(旧・瑕疵担保責任)があります。

不動産業者の心理としては
引渡しが終わり、代金を受領した後は
出来るだけ契約不適合責任は取りたくないものです。

売主の契約不適合責任で
不具合の対応を行なえば
それだけ費用が掛かるからです。

人も企業も
お金を受取った後は
新たに手間や費用の掛かることは
できるだけやりたくないというのが自然の心理です。

ですので、不動産業者によっては
あれこれ理由を付けて不具合を受付けなかったり
対応を逃げ回る悪どい業者があるのを沖縄でも聞きます。

また、これは、
売主が不動産業者ではなく
一般の消費者であっても
「引渡しが終わった後はもう係わりたくない」
という心理があるものです。

一般の消費者が売主の場合
契約不適合責任の有無や期間は
当事者で自由に決めることが出来ます。

最近は、
契約不適合責任を免責(ナシ)とする
売主さんも増えています。

このような状況ですので
一般の売主さんも
引渡しが終わり、代金を受領した後は
そのあとの不具合には対応したくない
という心理が働くものです。

その一方で、買主側は
高額を支払って不動産を購入したのだから
不具合にはちゃんと対応して欲しい
と思うものです。

このように
売主と買主の異なる心理に
仲介を行なった不動産業者は挟まれながら
調整を行なわなければなりません。