写真は本日の沖縄タイムスの朝刊より
おはようございます。
年末に向け
道路の渋滞箇所が増えてきたような気がします。道路工事や植栽整備の影響もありますが
さて、
そんな年末年始を
沖縄で過ごすという県外の方も多いと思います。
年末年始はGO TOトラベルの対象から
外れてしまいましたが
楽しみにしていた沖縄旅行の予約をキャンセルされる方は
多くても半分くらいではないでしょうか。
とくに沖縄のハイグレードなホテルを予約されている方々は
お金には不自由していない人ですので
GO TOトラベルとは無縁でしょう。(笑)
ですが、沖縄も県外同様
医療体制がひっ迫していますので
お金持ちの方々が、もし病院のお世話になる事態となっても
沖縄の病院側が対応できないことも予想されます。
ですので
お金には不自由されていなくても
自分の命を守ることも考えて
年末の沖縄行きをご判断ください。
まぁ、
そんな余計なお世話はこれくらいにして
先日、沖縄のシンクタンクが
「沖縄県における中古マンション価格の推移と将来予測」
という調査レポートを公表しました。
りゅうぎん総合研究所の調査レポート
⇒ http://www.ryugin-ri.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/2012mansyonkakaku.pdf#page=1
そのレポートによると
沖縄の中古マンションの価格は
急騰しているそうです。
具体的には
12年前の約2倍の価格だそうです。
この調査レポートは
県外のシンクタンクが取りまとめたデータを
沖縄のシンクタンクが分析したものですが
価格が高騰した要因の一つは
新築マンションの建設ラッシュだそうです。いわゆるバブル?
沖縄での新築マンションの建設ラッシュが
平均築年数と価格を押し上げたと分析しています。
そして、今後については、新型コロナの影響で
沖縄の新築マンションの建設は急ブレーキがかかっているため
それに伴い「中古マンションの価格が低下することが予想される」
というシナリオになっています。バブルの崩壊か・・・
確かに、
マンション業者さんの話を聞いても
沖縄での新築マンションの建設は
先送りムードとなっています。
新築を予定していた業者さんの中には
謝礼付きのアンケートで
需要の調査も行なっているところもあります。
また、
着工済や完成済の新築マンションでは
売れ残りが心配されています。
とある新築マンションでは
販売価格を1,000万円近く値下げし
在庫処分を行なったのは
業界でも話題になりました。
これらの側面のみを切り取って判断すると
確かに「中古マンションの価格低下」という
結論にいたることでしょう。
なお、本レポートの纏めでは
「沖縄も新築マンションの減少に伴い
今後は中古マンションが主流となるので
中古マンションの価格と魅力を維持・向上するためにも
管理や修繕が大切ですよ」となっています。
至極当然の話ではありますが
マンションの価格分析からは話が飛躍しすぎ感があり
国交省の意図を汲んだ
恣意的なものを感じます。(笑)