新型コロナの影響だけでなく、世の中の雰囲気的に
義理チョコはもう期待できない時代ですね。森クンの影響もあるはず
さて、
県外のお客様から
沖縄の収益不動産について問合せを頂いた際に
利回りを聞いてドン引きされることがあります。
沖縄の収益不動産の表面利回りは
平均で6パーセント前後でしょうか。
ご存じのように
沖縄の不動産はほとんどがRC(鉄筋コンクリート)造です。
RC造は木造と比較し
建築費は高くなります。
沖縄の場合
RC造で建築費が高い割に
家賃が安いという側面もあります。
最近でこそ
沖縄の市街地も家賃は県外並みになっていますが
中心街を外れると、家賃はぐっと下がります。
バブルに沸く沖縄と言えども
地元の人たちの家賃は
まだまだ厳しいものがあります。
こうして建築費が高い割に家賃が安いので、
利回りは低くなるものです。
また、
ここのところの不動産バブルで
沖縄の不動産も高値安定しているため
物件の価格もなかなか下がりにくいのです。
ちなみに沖縄では
米軍基地で働く外人さんに賃貸することを前提とした収支計画で
収益不動産を所有している人もたくさんいらっしゃいます。
いわゆる外人住宅です。
外人住宅をいくつも所有されている人もいらっしゃいます。
基地で働く外人さんは
家賃が全額補助されており
自腹が傷むことはありませんので
軍の規定の範囲内であれば
出来るだけ高い家賃の物件に住もうとするものです。
そうした背景も有り、
外人住宅は地元の人に賃貸するよりも
かなり高い家賃で貸すことが出来ます。
しかし、それでも表面利回りは
6~8パーセント程度です。
沖縄の外人住宅は
外人さんが借りてくれるので収支が成り立っています。
もし外人さんが借りなくなってしまったら
地元の人向けの家賃設定では
運営が難しくなります。地元の人はそんな高い家賃では借りないし
ですので
沖縄には基地で働く外人さんは必要で有り
基地の中だけでなく基地の外にも
住んでもらわないと困るのです。
そう言う意味では
沖縄の外人住宅はまだまだ安泰です。
こうして、沖縄では
外人さん向けの新築住宅が
コツコツと建てられています。