ケンカに負けて勝負に勝つ

昨晩の夜の宴会の人の出を見ていると
沖縄はまだまだ感染者数が増えていきそうです。年度末なのでいた仕方ないのですが・・・

さて、世の中、
頭の良い人が沢山いるものです。

クイズ番組で現役の東大生たちの答えを見ていると
「何でこんなことまで知っているの？」
と思うような脳ミソの構造です。

そんなテレビの世界だけで無く
私たちの身の回りにも
頭の良い人は沢山いらっしゃいます。

そんな人たちは
仕事においてだけでなく
日常生活においても物事を理論的に考え
行動したり発言するのが身に付いています。

知り合いに、
ご主人・奥様ともに頭の良い夫婦がいます。

とくに奥様は、日頃から
理詰めで話すのが得意だそうですが
そんなあるときに、ひょんなことから
夫婦ケンカになったそうです。

奥様は得意の理詰めで攻撃を仕掛けてきたそうですが
ご主人も負けじと応戦したそうです。

夫婦間でのディベートのような光景でしょう。（笑）

そして、ご主人いわく
徐々に自分の方が優勢になってきて
あとはトドメを差せば
自分の勝ちが決まりそうな場面になったそうです。

しかし、そこであえてトドメを差さず
自分が負けるように仕向け
奥様に降参したそうです。

それにより、
奥様のメンツも保たれ
その後の雰囲気も険悪にはならなくて済んだそうです。

ご主人曰く
【ケンカに負けて勝負に勝った】だそうです。

この話、ご主人の一方的な話ですので
事の真相は分かりません。（笑）最初から勝ち目のない夫婦も多いはず（苦笑）

しかし、
私たちの社会生活や共同生活の中にも
相通ずるものがあります。

私たちの生活において
隣り近所の人たちが
あれこれクレームまがいのことを
言ってくることもあるでしょう。

クレームを言ってくるような人に限って
人の見ていないところでは
後ろ指を差されるような言動があるものです。（笑）

日頃、家庭ゴミの出し方で目を光らせている人でも
コンビニのゴミ箱に、ヨソのお店で買った商品のゴミを
捨てることもあるでしょう。

隣の家の生活音に文句を言う人でも
自分はマフラーを改造した
ウルサイ車に乗っていることもあるでしょう。マイルドヤンキー車

それらの点を理詰めで指摘するのも一つの方法ではありますが
その点で論破出来たとしても、それから先、
無用な戦いが永遠に続くことになるかも知れません。

そうなるのであれば
あえて戦いはせずに
相手との距離を置くのが賢明な場合もあります。腫れ物には触れない

昔から、
【三十六計逃げるに如かず】という諺もあるくらいです。