(本文と写真は関係ありません)
コロナの影響で十分な出勤や通学が出来なくなっているため
最近は5月病って無いんでしょうね・・・。
さて、不動産を売却する際に、売主さまの事情によっては
「他人に知られたくない」という人もいらっしゃいます。
「他人」というのは
「周り近所」もそうですし
場合によっては親戚などの「身内」が含まれる場合もあります。
また、
法人が所有している不動産の場合は
「社員に知られたくない」というケースもあります。
とくに、
店舗などの商業系の不動産で
現在も営業中の物件の場合は
お店に来店されるお客様に
と噂されると営業に響くこともあります。
また、そこで働く社員や従業員にも
と不安を与えることになります。
ですので、売却にあたっては
「正式に買主が決まるまでは、売却のことを知られたくない」
と気を使う経営者の方も少なくありません。
このような場合、
売却をお手伝いする不動産屋も
最大限に配慮します。
内覧を段取りする際にも
極力、定休日や営業時間外で設定したり、
それが難しい場合には
お店の取材のフリをする場合もあります。(笑)
以前、
沖縄の民間企業が所有する施設を
売却するという情報を入手し
詳細を確認するために
その会社の社長に面談のアポを取ることにしました。
はじめてお会いしようとする試みですので
相手の携帯番号も知らないため
会社に電話するしか有りません。
忙しい社長のため
居留守を使われているんじゃないかと思うほど
不在時のことが多く
なかなか直接お話しをすることが付きませんでした。(苦笑)
しかし、かと言って
売却の話を社員さんに聞く訳にもいかず
その後も何度かアポ取りを繰り返しました。ヒツコイ不動産屋と思われたハズ
後日、
ようやく社長さんと直接話しをすることが出来ましたが
やはり、社員に対しては売却の話はしていないとのことでした。
社員によっては売却の気配は薄々感じていているようだ、とのことでしたが
社員には正式に買い手が決定してから、私の口から直接報告したい
という社長の思いがありました。
社員さんに余計なことを聞かなくて良かったです。(笑)
現在は、
ネットによる不動産広告が普及しており
仮に物件の場所を特定していなくても、
そのうち売却の情報はどこからか漏れ聞こえてしまうものです。
しかしながら
売主さんに「周りや他人に知られたくない」
という意向がある場合は
可能な限りそれを実践いたします。