梅雨明けのような快天の戻って来た沖縄です。
さて
不動産屋には色々な相談がありますが
その相談が不動産屋の商売につながらず
ボランティアで終わることもよくあるものです。
しかしながら
不動産屋もビジネスの端くれですので
お客様から報酬を頂いてこそ
はじめて会社の経営が成り立ちます。
このあたりの感覚の違いが
不動産屋と世間との溝を生むことがあります。
例えば、業界の中では
不動産屋に報酬や対価を与えてくれる人を【お客様】と定義し、
その一方で、報酬や対価を生まない人は
【お客様】とは見なさない風潮があります。
賃貸物件のクレーマーな入居者さんから
と理不尽なことを言われる不動産屋の話しをよく聞きますが、
不動産屋が賃貸物件の管理料を頂いているのはオーナー様からですので、
残念ながら、クレーマーな入居者さんのことを
【お客様】とは思っていない不動産屋も少なくありません。
少し話しがそれましたが
不動産屋へは、物件についての
意見やアドバイスを欲しいという相談もあるものです。
中には
既に購入を考えている特定の物件が有り
それに対して「プロの眼から見てどう思うか」
というセカンドオピニオン的なコメントを求めて
相談をされる人もいらっしゃいます。
しかしながら、
その段階になると
みなさん「プロの眼からみたアドバイス」は
望んでいないものと想像します。
なぜならば、本人たちは
既にその物件の購入の意思を固めていることも多く
本当は「不動産屋のプロのコメント」が欲しいと言うよりも、
背中を押して欲しい状態であることが多いものです。
そんな状況にも関わらず
イキに感じた不動産屋が
取引に関係の無い立場であるにも関わらず
特定の物件に対し否定的な意見やコメントをすれば
同業者の営業妨害になります。(笑)
かと言って
安易に肯定するのも
難しいものです。
相談される方々は
とおっしゃいますが、
人間の脳には自己防衛機能があり
何かあったときは他人の責任にするものです。(笑)
ですので
多くの不動産屋は
ご自分が気に入った物件と思ったら購入したらいいと思いますよ~
とお茶を濁す程度の返事をするものです。
しかしながら
世の中には例外の無い例外は必ず有り
その物件は止めた方がいい。ウチにもっと良い物件があるから・・・
と平気で横ヤリをいれる不動産業者が
沖縄にもいらっしゃいます。(笑)