梅雨が明けて急激に盛夏を迎えた沖縄ですが
今のところ就寝時はエアコンなしで過ごせるのではないでしょうか。
さて、近年
「○活」というキャッチフレーズが流行っていますね。
記憶が正しければ
「○活」の一番最初は「就活(就職活動)」ではないでしょうか。
それが最近では
婚活、朝活、終活、パパ活 など
何でも略して使われています。(笑)
以前、ある年輩のお客様から
不動産の売却について相談がありました。
そのお客様は、若いときに離婚をし、子供もおらず
自己所有の自宅に一人暮らしをされていました。
そして
「私は相続人もいないので、生きているうちに自宅を売却し、
そのお金で老後を過ごしていきたい。」
と言うお考えでした。
不動産を売却する際には
様々な面での優遇措置等があります。
このお客様の場合
居住用の自宅の売却ですので
3,000万円までは譲渡所得の控除があります。
住宅ローンの返済も終わっていましたので
仮に3,000万円で売却できれば
諸費用を除いたお金がまるまる手元に入ってくることになります。
なお、売却にあたっては
「居住しているお部屋の状態を他人に見せたくないので
先に引越しをして、空室の状態で売りに出したい」との考えをお持ちで
すでに数件の賃貸物件を内覧しているとのことでした。
そこまで自分で考えて行動をされていたため
当社でどうこう口を挟むのは如何かとは思いましたが、
「年輩でお子さんもいない」という状況でしたので
賃貸物件を借りるにあたってのアドバイスをさせて頂きました。
・(本人に)収入があること
・連帯保証人が必要となる物件がほとんどであること
これに対し、お客様は
・僅かではあるが収入はある
・連帯保証人は知り合いにアテがある
とのことでした。
それから数日後、
「良さそうな賃貸物件がある」との連絡がありましたので
そのお客様の内覧に同行することになりました。
築淺の物件でエレベータもあり、
室内もバリアフリーで手すりも付いているため
年輩のお客様が一人で住むのにも
使い勝手は良さそうでした。
「この物件が気に入ったので借りたい」ということで
管理をしている不動産会社に申込みをされましたが
そこでひと悶着が発生しました。
賃貸借契約に必要な連帯保証人について
「アテがある」と言っていた人では
保証会社の審査が通らなかったため
別の人で連帯保証人を探さなければならなくなりました。
年輩の方ですと
ここで凹んでしまう人もいらっしゃいますが
幸い、そのお客様は人付き合いも良かったようで
間もなく次の連帯保証人が見つかり
結果的に保証会社の審査は無事通りました。
その後、賃貸借契約も無事終わり
いよいよ引越しの段取りとなりました。
長くなりそうですので
続きはまた次回。