7月の最終日です。
さて、
当社は不動産売買が事業の中心ですが
一部で賃貸や賃貸管理業務も行なっています。
具体的には
当社で収益・投資物件を購入頂いたお客様の
入居者の募集を行なったり
入居後の管理業務を行なっています。
管理業務の中では
入居者から毎月の賃料を徴収し、
その後、当社の管理費等を相殺したあと
オーナー様に振込みを行いますが
中には賃料の支払が遅れる入居者さんも
出てくるものです。
とくに、
昨年からのコロナの感染拡大により
何らかの影響を受けている人も多く
世の中には毎月の賃料の支払に苦労している人も
少なくないと思います。
皆さん支払が遅れないよう
何とかやり繰りをされますが
中にはどうしようも無くなる人もいるものです。
このとき、まずは
支払が遅れる旨の一報を
管理を行なっている不動産業者に連絡をしましょう。
それも、支払予定日、
又は引落予定日よりも前に。
これが、
事前に連絡があるのか、それとも
予定日を過ぎてから連絡するのとでは大きな違いです。
その差は僅か1日ですが
事前の連絡なのか
事後の連絡なのかとでは
信用が全く違います。
例えば
仕事での待合せや
お客様の内覧の待合せでも
どうしても時間に間に合わないというケースは
よくあるものです。
このときに
約束の時間が来る前に
「遅れます」という連絡がある人は
信頼が出来る人です。
中には
何ごともなかったように
平気で遅れて来る人もいますが
そういう人は信頼は出来ないものです。
時間を守るというのも
一つの約束です。
その約束をキチンと守るのか
簡単に反故にするのか
それが待合せの時間への対応一つにも表れるものです。
不動産の取引は
一つ一つの約束事の積み重ねであり
それが履行されてこそ
安心な取引ができるものです。
ですので
たかが時間の話しかも知れませんが
細かくこだわるのです。
ちなみに、以前
ある本で読んだのですが
「時間に遅れるということは
本人の信頼にかかわる問題だけでは無く
約束した相手の貴重な時間を無駄にすること」だそうです。
話しは戻りますが
家賃の支払が厳しいとき
約束日の前に不動産屋に連絡することは
かえってその人の信用を上げることになる場合もあります。
それが一日でも過ぎてしまうと
何を言っても言い訳にしか過ぎなくなってしまい
かえって信用を失うことにもなるものです。
家賃の支払の遅れは
何かと気まずいものですが
勇気を持って不動産屋に連絡しましょう。
その勇気が、間違えなく
その人にとってプラスになります。