今日から10月です。
アレと同様にカレンダーの枚数も残りわずかとなりました・・・
さて
沖縄の特徴的な不動産の一つに
外人住宅があります。
外人住宅は
もともとは戦後
アメリカの軍人さんやお偉い人たちが
住むために建てられたお家です。
それまで沖縄では木造が主流でしたので
外人住宅のコンクリート造のシッカリしたお家は
見た目も頑丈さも木造とは明らかに違い
当時から羨望のまなざしでした。
その後、沖縄が日本に返還されたあとも
多くの米軍関係者はそのまま外人住宅に住み続けていますが
一部の外人住宅は、退去のタイミングで
地元の人が住みはじめるようになりました。
沖縄の外人住宅とお墓は、
その性質上、オーシャンビューなど
眺めの良いところに建てられています。(笑)
また、せま苦しい日本の家とは違い
一つ一つの部屋が広く
また、浴室・トイレも複数あり
使いやすい間取りです。
さらに、
キッチン・洗面・浴室などの水回りの設備や
ドアなどの建具も
洋モノを使用していますので
デザイン的にもオシャレです。
そんな素敵な外人住宅ですので
地元の人に限らず県外の人でも
「外人住宅に住みたい」という人は
今でも多いです。
しかしながら
実際に外人住宅に住んでいる人に話しを聞くと
不便な箇所がいくつかあるそうです。
よく聞くのは
湿気が多いことです。
昔ながらの外人住宅は
外壁だけで無く内壁も床も天井も
コンクリートの打ちっ放しなので
室内の湿気の逃げ場がありません。
ですので
梅雨の時期や湿度が高い日は
お家の中が水分だらけで
室内を歩くと床に水の足跡が残るくらいの湿気だそうです。
そのくらい湿気満々ですので
クローゼットなどの湿気が溜まりやすい場所は
すぐにカビが生えてしまいます。
また、それ以外にも
タマに聞くのは水回りの件です。
日本の住宅の場合、
浴室とトイレはそれぞれ別々の部屋に
なっているのが一般的ですが
外人住宅の場合は、ホテルのように
浴室とトイレがセットになっているものが多いです。
そのため
誰かが浴室を使用している間は
別の人はトイレが使用出来ません。
外人住宅に
浴室やトイレが複数箇所あるのは
そんな理由なのかも知れません。
また、
トイレと浴室が一緒ですので
誰かがウ○コをしたあと
そのニオイが浴室内に残りやすいため
ウ○コをしたことが
他の人にバレやすいそうです。(笑)
そのため
とくに女性の人は
トイレでウ○コをするタイミングに
気を使うそうです。(苦笑)
これらは
実際に外人住宅に住んでみないと
分からない大人の事情ですね。(笑)
最近の外人住宅は、
日本仕様の住宅を外人さん向けに改造され
断熱材・内装ボード・床材などを使用し
湿気対策がされているものも多いです。
また、浴室とトイレは別々の部屋にし
ウ○コ対策がされているものも多いです。(笑)
それでも
家の中で靴を脱ぐ・脱がないなど
生活様式の面で外国と日本とは違いますので
憧れの外人住宅も、日本人が住むには
実用性の面で不便に感じるところがマダマダあるようです。