2025年11月14日
沖縄も、日が沈むのが早くなり
そのぶん夜の世界が長くなりつつあります。南国の夜
さて
不動産業界では
「不動産のプロ」という表現を
耳にする機会がよくあります。
その使い方には大きく二通りあり
一つは、不動産業者自らが
自分のことを「プロ」という場合と
もう一つはお客さんなどの第三者が
不動産業者に対し「プロ」と言う場合です。
前者の
不動産業者が自分のことを
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私は不動産のプロですから
と言うときは、本人は
「私はプロの自覚を持って仕事をしています」
と言うことをアピールしているつもりです。
しかしながら
第三者からすると
それは単なる自慢に聞こえているものです。(笑)
一方、後者の
お客さんなどの第三者が
不動産業者に対し
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オタクは不動産のプロだから
と言うとき、多くの場合は
イヤミの意味が混じっているものです。(笑)
例えば
「オタクは不動産のプロなんだから、シッカリやりなさいよ!」
というような意味合いです。
また、お客様によっては
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不動産のプロとしてのアドバイスをお願いします
というように
少しあがめたような言い方をする場合もありますが
お客様が心の底からそう思っていると
勘違いしてはイケません。(笑)
【せんみつ】という言葉があるように、
「不動産屋は千のうち三つしか本当のことを言わない」
と言われて来ました。
また、これまで
不動産業の諸先輩方が行なって来た数々の悪事など
そこには歴史的に根強い背景があります。
自分で使うにしても
他人から言われるにしても
「不動産のプロ」という表現は
あまり良い意味で使われるものではございません。