不動産は色々なものを背負う十字架

昨日は社内のネットワークが壊滅状態となり
固定電話も不通となってしまい
ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。

さて
沖縄のリゾート物件や
投資向けの不動産の場合は
現金で売買されるケースが多いものです。

これは
県外や海外の人が沖縄の不動産を購入する際には
担保設定の関係上、県外や海外の金融機関が
融資をしたがらないという背景もあります。

また、同様に
県外や海外の人が沖縄に不動産を購入する際に
沖縄の地元の金融機関は、口座管理等の関係上
融資をしたがりません。

そのため、県外や海外の人のほとんどは
沖縄の不動産を現金一括払いで購入されます。

また、
投資向けの不動産の場合は
「金利を負担するだけ無駄」という購入者側の意思により
こちらもニコニコ現金払いをされます。

県外・海外の方々は
それだけ資金力をもっていらっしゃいます。

一方、
私たちの身近な不動産である住宅の場合は、
住宅ローンなどの融資を利用して売買されるケースが多いのは
沖縄でも変わりありません。

その住宅ローンは
通常は「返済完了の年齢が最長80歳まで」
というのが一般的です。

日本人の平均寿命は
男性約81歳、女性約87歳ではありますが
健康寿命は男性約72歳、女性約74歳ですので
既にショートしています。（苦笑）

そんな中、
このたび、宮崎県にて
それらの寿命を大幅に超える
住宅ローンの取扱いが始まりました。

融資期間が最長50年で
完済時の年齢は最長で92歳です。。
（団信保険の期間満了後、10年もあります）

返済の期間を延ばすことで
月々の返済負担をさらに軽減しようという商品です。

これからの世代の人たちは
長生きを課せられた上で
借金も返済し続けなければなりません。団信の期間中にポックリ逝くのが得策なのか・・・

宮崎銀行の住宅ローン：https://www.miyagin.co.jp/cms-hjeg2ccyg8jy/wp-content/uploads/2022/09/housing-202210.pdf