例年に比べ、遅ればせながら
梅雨入りした沖縄です。
さて、世の中には
不動産からの賃料収入を得ている
オーナーさんがたくさんいます。
また、
現在は不動産を所有していなくても
将来、不動産からの不労所得を得ることを
計画している人もたくさんいらっしゃいます。
当社も色々なオーナー様と
お付き合いをさせて頂いていますが
そのパターンは大きく2つに分れます。
1つは
自己の利益に重点を置いて考えているオーナーさんです。
もう1つは
自分の収益と賃借人のことの両方を
考えているオーナーさんです。
前者と後者のオーナーさんの違いは
普通に接しているぶんには
なかなか区別が付かないものです。
しかしながら、それは
何かイレギュラーなことが起きたときに
その差がハッキリと分かることになります。
例えば
オーナー側の設備に不具合が発生し
入居者側に不都合が発生しているような場合です。
このようなケースでは
不具合への対応や復旧には
オーナー側の費用負担が発生することになります。
オーナー側の収益からすると
マイナスの要素の発生はほぼ確定です。
このような状況において
後者のオーナーさんの場合は
入居者の不都合の解消を優先に考えるものです。
どうあがいても費用の発生は確定しているので
あとは不具合からの復旧を速やかに行ないます。
そのことによって
結果的にオーナさんの費用の発生が
最小限にとどめられる場合もあります。
また、
不具合によって不便を被った入居者にとっても
速やかに対応・復旧してもらえたことは
悪い気はしないものです。
それに対し、
前者のオーナーさんの場合は
自己の収益が最優先ですので
不具合が発生した場合でも
自分の財布からは出費したくない
というのが頭の中にあるようです。
その心理も理解は出来ますが
その度が過ぎると
「不具合の原因は入居者側に有るのではないか」など
色々な理由を付けて出費を免れようとするオーナーさんも
いらっしゃいます。(苦笑)
中には、
「家賃の入金に関する連絡であればOKだが
不具合の連絡はしてくるな」くらいの感覚の
オーナーさんもいらっしゃるものです。(笑)
こういうオーナーさんの場合は
何かにつけてケチを付ける傾向にあるため
自ずと不具合への対応も遅くなるものです。
それに伴い
不具合による影響も大きくなり
かえってオーナーさんの出費が
増えることになる場合もあります。
また、
オーナーさんのご機嫌によって
不具合対応に振り回される業者さんや管理会社さんも
このようなオーナーさんには
出来るだけ関わりたくないと思うものです。
不動産からの賃料収入を得ているオーナーさんにとって
突然の出費はイタイものです。
ですが、世の中は
オーナーさん中心に動いている訳ではなく
色々な人が関わって賃料収入が生まれていることを
あらためてご理解いただけると、
世の中ももう少しう回る回るようになるものです。