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株式会社沖縄ネット不動産
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沖縄の不動産のメイド in japan

朝晩の南風が心地良い沖縄です。

さて、先日
お隣りの大国の中国で
今年完成したばかりのトンネルで
水漏れが発生しているというニュースがありました。


トンネルで水漏れくらいはイイんじゃないですか。あはっ

このトンネルは
5月に完成したばかりなのですが
それも特別に大目に見たとしても
今回水漏れが発生したのは通常のトンネルではなく
海底トンネルですので事態は深刻です。

大量の水漏れにより、
トンネルの低い部分に水が溜まり
車の通行に支障が出るくらいです。

まぁ
東京湾を横断するアクアラインを走っていたら
壁や天井から漏れ出し
水が溜まっているようなものですから
ちょっとビビリますよね。(笑)

ちあみに今回のトンネル工事は
海底に穴を掘って前に進んで行く工法ではなく
あたかじめ製作していたトンネルを
海に沈めてつないでいく【沈埋工法】と呼ばれるトンネルです。

そのことから想像すると、今回は
海中でのトンネルのつなぎ合わせが
ちゃんと出来ていないのではないか
と心配するのも自然な流れです。

これに対し
現地の当局は
「トンネルの消防管の連結部分からの水漏れであり
大した問題ではないので復旧済である」とコメントしたようです。

しかし、
過去に事故で脱線した電車を
証拠隠滅のために
地中に埋めてしまうようなお国ですので
事の真意は不明です。(苦笑)

仮にそのコメントが正しかったとしても
トンネルには水が溜まらないように
排水ポンプが設置されているはずですが
今回はそれも機能しなかったことでしょう。

今回のトンネルは約5.1キロの長さで
ネットの情報によると、トンネルの壁面に
電飾のモールが施工してあり
SNS映えするトンネルだそうです。(笑)

さらに100年の長寿命を100年をうたう
トンネルだそうです。(苦笑)

そんな状況において
「欠陥がありました」とは言えないものです。

日本でも
トンネルに限らず
道路の低い箇所や
線路の下をくぐる「アンダーパス」と呼ばれる道路に
雨水が溜まることはよくある話です。

しかし
生命の危機に直結する海底トンネルでは
二重・三重の安全対策が施工されているはずです。

あらゆる技術が進化している昨今では
海外の技術や施工が取り入れられていますが
こと不動産においては、
海外企業による施工は聞かないものです。

下請けの作業者の中に
外国人の方が入っている現場は
たくさんありますが
海外の企業が元請けで施工している現場は
聞かないものです。

例えば、中国では
現場施工の際の足場は
竹を使用しているところもありますが
日本で竹の足場を使用している現場は
まだ見たことがありません。

それくらい、不動産は
「made in ジャパン」が
現場を守っているということです。

ご多分に漏れず沖縄も
建築費と資材の高騰により
上ものの価格が高止まりしています。

そして、業者さんからの情報によると
資材費は今後さらに値上りする予定とのことです。

よく「高い」と言われる日本の建築費ですが
お隣りの国のトンネルのように
完成後にすぐに雨漏りが発生しないような
最低限の品質は維持して頂きたいものです。

また沖縄は
台風や湿度やシロアリなど
県外と環境の異なる部分もありますので
県外系の企業さんには、将来のメンテナンス体制の確保を含め
すぐに撤退しないよう宜しくお願いします。