昨今の急激な気温の変化に
どうぞお気を付け下さい。
さて、
世の中には不動産に関する
情報があふれています。
物件情報だけでなく
不動産に関するHOW TO本や怪しい コンサルティングなど。このブログもかなり怪しい(笑)
世の中に
不動産を運用している人や興味がある人が
それだけ沢山いるということではありますが
情報を提供して儲けようとしている彼らからすると、
「それだけカモがいる」ということでもあります。(笑)
また、不動産業者も
時にはそれらの情報を参考にすることもありますが
その内容があまりにも実態とかけ離れているものについては
陰で失笑している場合もあります.(失笑)
例えば、
なかなか買主や借主が見つからない
売買物件や賃貸物件について
モノの本やコンサルタントによっては
「不動産業者とのコミュニケーションを強化するように」
とアドバイスしている場合もあります。
その考え方は
確かに一理あります。
買主や借主が見つからない原因や理由について
不動産業者と情報の共有・分析を行ない
一緒になって対策を行なうことは有効な手段です。
それらの対策の中には
不動産業者のPR方法をもっと工夫するものもあれば
価格や賃料の見直しやリフォームの実施や
特別枠での広告の実施など
売主や買主に費用負担が発生するものもあるでしょう。
これらを実施することにより
実際に買主や借主が見つかることも
よくあるものです。
そのための「コミュニケーションの強化」であれば
的を得たアドバイスです。
しかしながら、中には
アナタの物件は忘れられている可能性があるので
不動産業者と定期的に連絡を取り、状況の報告を求めること
という目的で
「不動産業者とのコミュニケーションの強化」を
アドバイスしているものもあります。
不動産業者の視点からすると
確かに不動産業者も人手不足で
忙しいのに間違えはありませんが
そんな中で「忘れられないように」を理由に
頻繁に連絡を取られては困ります。(苦笑)
さらに、
状況の報告を求めるだけで
広告の強化など不動産業者だけに対策と
その費用を強いるためのコミュニケーションであれば
かえって逆効果となります。
場合によっては
不動産業者から
「ウザい人」と思われ
かえって距離を置かれることになります。押しの強い恋愛みたいに・・・
不動産業は成功報酬型のビジネスですので
売主や貸主だけでなく
不動産業者にとっても
買主や借主が早く見つかることが
何よりも嬉しいものです。
あくまでも
不動産業者の立場からの感覚ですが
これらを念頭に、
物件の情報と状況を共有し
売主・貸主と不動産業者が
ともに対策を行なっていくための
コミュニケーションであれば
不動産業者からも大歓迎されると思います。