前線の通過の影響で
洗面器をひっくり返したような
大雨が降る予報の沖縄です。
さて、
ビジネスは運やご縁による部分も大きい
と言いますので、
神棚を設置している会社もあります。
不動産業者もそうですが
とくに現場に係わる業種では
車の運転を含め
従業員の安全を守る意味でも
神棚を設置している会社も多いものです。
そんな神棚のお札を祭るお宮の前には
鏡が置いてあります。
神社にお参りに行っても
お宮の前には大きめの鏡が置いてあるものです。
この鏡は「魔除けのため」と言う人もありますが
正しくは「神鏡(しんきょう)」と呼び
自分を映すためのものだそうです。
神鏡は名前のごとく
神様が宿る鏡であり
その鏡に映った自分を見つめ直し
清らかな心を神様に見て頂くためのものだそうです。
そんな神棚の神鏡も
しばらくすると表面が曇ります。
空気清浄機の付いた部屋や
24時間空調の効いた
どんな空気の綺麗な室内でも
わずかな環境の変化で
神鏡に曇りが付いていきます。
神鏡が曇ると
清らかな心の自分を映すことが出来なくなるため
少なくとも1ヶ月に1回は
神棚の手入れと合わせて
神鏡の曇りを拭くと良いそうです。
神棚と同様に
人間の心の中にも
鏡があると言います。
「心鏡」と呼ぶ人もいますが
この心鏡も自分を映し
自分と向き合うための鏡です。
その心鏡も
神鏡と一緒で
接する環境や人の影響を受け
日々曇って行きます。
本人は同じつもりでも
物事が順調に行けば
おごり高ぶるようになりますし、
調子が悪くなれば、ねたみや嫉妬も生まれ
初心の清らかな気持ちを忘れがちです。
そんな自分の中の心鏡も
定期的に拭くことが必要です。
・美しい景色を見る
・綺麗な空気を吸う
・清らかな心を持つ人に接する・話を聞く
・読書をする、
・涙で洗い流す
など色々と方法はあります。
神棚も人間も
曇った鏡を拭き
忘れがちな
清らかな心を取り戻しましょう。
ちなみに
「お清め」なんていう名目で
夜のオネーちゃんのお店に飲みに行くのは
お清めどころか、一発で鏡が曇るので
ご注意が必要です。(苦笑)