数年ぶりのお花見のおかげで
それなりの経済効果もあったようですね。
さて、先日
沖縄のとある海岸で
無許可で建築中の建物に対し
県が排除(撤去)命令を出したという報道がありました。
これを見たお客さんが
嬉しそうに当社にユンタクに来られました。
何が嬉しかったのかというと
ツッコミどころが満載だったそうです。(笑)
今回、県から撤去命令を受けた建物は
漁港の利用者が使用する施設で
シャワーやトイレなどの設備も予定していたようですが
建築主は地元の関係者のようです。
この建物は
建築工事が始まった昨年の夏頃から話題になり
その当時から県も工事の中止等を指示していました。
これに対し
当時、地元の関係者の代表者は
「県から許可の手続きと工事は同時進行でOKと言われたので工事を進めた」
と言い訳していらっしゃいました。
ですが、県が許可の前に
工事をOKすることなどありません。
このようなことがまかり通れば
住宅の建築確認の許可が出る前に
あちこちで住宅の建築工事が始まるようなものです。(笑)
ちなみに、その建物は
その後も許可申請の手続きがされていません。(苦笑)
また、その建物は
関係者の代表者が単独で
勝手に建築を進めていたようで
その後、その代表者は職を辞任していました。
それから約半年が経過しましたが
その後もその建物が撤去されることはなく
シビレを切らした県が
今回、撤去命令を出したという顛末です。
昨年、沖縄の別のビーチで
長年に渡り無許可で建物を設置し
マリンレジャーを営業していた業者が
10年後にようやく撤去されたという報道がありました。
その10年と比較すると
今回の半年後の撤去命令は
ずいぶん早くなりました。(笑)
沖縄では、
海岸近くに限らず
無許可で建築物を建てたり
不動産を使用する話はタマに聞きます。
その多くは
観光客から使用料などの収益を得ており
多いところでは数百万円を売上げし
そのまま営業を継続しています。
無許可でやっても
おとがめが無い上に
それなりの収益が入っているのであれば
ヤッタもん勝ちの一択しかないのが現実です。
そして
その所業には不動産業者も
一枚絡んでいるものです。(苦笑)