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不適切な不動産取引。

いよいよ梅雨明け目前の沖縄です。

さて、
昨日、県外の自治体の職員が
必要な決裁手続きを経ずに
トップの公印を勝手に捺印する等
不適切な事務処理が行なわれていたことが発覚したとして
ニュースになっていました。


そんなの昔からよくある話じゃないですか。あはっ

確かにそうですね。

公印を悪用したり、
書類を偽造したり、
役所のお金を横領したり
お役所の職員の犯罪は昔からいとまがありません。

しかしながら
最近、気になるのはその表現の仕方です。

今回の自治体の事件では
最近放送されたのテレビドラマのタイトルの影響からか
「不適切な事務処理」という表現を使用しています。

しかし、
これは「不適切な事務処理」ではなく
「公文書偽造」という犯罪です。

ですが、
当事者である自治体側も
またそれを報道するマスコミ側も
「不適切」という表現を使っているために
犯罪生のイメージが軽減され
あたかも合法であるかのような受け止め方も出来てしまいます。

この手の話は、
「不適切」という表現に限らず
最近は、本当は犯罪なのに、表現を変えることで
そんなに悪いことではないかのごとく
カジュアルなイメージをもたせる表現が増えています。

例えば
「闇バイト」 → 詐欺・殺人等への加担
「頂き女子」 → 詐欺
「パパ活」 → 売春
「危険ドラッグ」 → 薬物犯罪
など、いずれも本来は「犯罪」であるにも関わらず
表現をカジュアルに変えることで
若者が軽い気持ちで手を付けても大丈夫そうなイメージを
与えている風潮があります。

不動産の取引においても
お金の欲に目がくらみ
悪事を働く不動産屋はいまだに絶えません。

最初から返すつもりが無いのに
手付金や着手金などの名目で
お客さんからお金を預かり、
いざ返金しなければならない場面になったときには


アノお金なら別の用件に使っちゃったよ。
「返してくれ」と言われても無いものは返金しようがないよ

と開き直る不動産屋は
沖縄にもいます。

このような悪質な取引も
今の時代ならば「不適切な不動産取引」という表現で
済ませてくれるのでしょうか。(苦笑)

世の中、白黒がハッキリせず
グレーなものがあるのは周知の事実ですが
明らかな犯罪を
カジュアルな表現に替える最近の風潮は
不動産屋にとっても追い風です。(笑)